留学延期!渡航までにしておくお勧めのこと

オーストラリアの大学・大学院進学に向けて準備をしてきたものの、新型コロナの影響で入学時期を延期する方も多いと思います。

渡航の延期で予定外の時間が出来てしまった。
その間「何をしたらいいですか?」というご質問をよくいただくので、何をしたらいいかをご紹介。
基本的には以前「留学前にしておくべき4つのこと」に書いたことが当てはまります。

①英語の勉強
②料理
③歯医者に行く(新型コロナの状況だと、歯医者へ行くのは難しいかと思います。どうしてもすぐの治療等が必要ではなければ、新型コロナが落ち着いてから歯医者へ行ってください)
④日本のことに興味を持つ

ここまでは、「留学前にしておくべき4つのこと」に書きました。

「英語の勉強」について追記すると、参考書をを開く勉強だけではなく、オーストラリアのニュースサイトや海外の英語ニュースを観たり聞いたり読んだりすることもお勧めです。

色々なトピックについて幅広い知識を英語で得ることができますし、日本が海外ではどのように取り上げられているかも知ることができて面白いです。

⑤自分の意見を持つ

オーストラリアの大学・大学院では、「どう思うか?」ということをよく聞かれます。

オーストラリア人やオーストラリアの学校で学ぶ留学生も、正しい間違いは気にせずに自分の意見をよく述べています。

そもそも正解がない問いかけもよくあるので、正解不正解は気にする必要はないのですが、自分の意見について、なぜそう思ったかの根拠や思考プロセスも重要になってきます。

「根拠」や「思考プロセス」と表現すると堅苦しいですが、日常的な物事に対して「自分はどう思うか」を考えるクセをつけておくとよいかと思います。

SNSやブログ等で、考えたことを情報発信してみるのもよいかもしれませんし、外に向かって発信をしなくても、日記みたいな感覚で文章にしてみるのもありです。

⑥大学・大学院での勉強に備える

「海外大学の勉強は大変」ということはよく耳にすると思いますし、私もお客様には「大変だよ!」と伝えていますが、いまいちピンこないのではないでしょうか。

そんな時は、メルボルン大学大学院卒業のちーやさんと、ビクトリア大学大学院で学ぶりゅうさんによる、こちらの動画をご覧ください。大学院経験者の二人ですが、大学も同じように当てはまります。

オーストラリアの大学での勉強の感覚や効率的な勉強法も紹介してくれています。

留学の予定が変わり色々不安な面もあるかと思いますが、留学に向けての準備に少しでも参考になれば幸いです。

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する