帰国後の公的機関手続きをしに市役所へ行ってきた

2月・3月は留学を始める人が多い季節。逆にいうと、留学を終えて帰国する人も多い季節です。ということで、今回は留学から帰国したら日本の公的手続きも忘れずにしましょうというブログです。

留学に際し、国外転出届を出した方は、帰国後14日以内に居住地のある市役所などで手続きが必要です(国外転出届を出していない方は特に手続きは不要です)。私も国外転出届を出していたので、市役所で手続きしてきました。各市町村によって多少手続きは違うと思いますが、参考になればと思います。

① 市民課などに行き、住民移動届を提出します。

【必要なもの】
  • マイナンバー通知カード(転出届を出した際に裏面に「転出のため返納」などと運転免許証の住所変更のような形で書かれたものが手元にあると思います)
  • 本人確認ができるもの(入国日が確認できるパスポートがベスト。日本へ入国の際に顔認証を利用する場合は、認証後にあるカウンターで入国印を押してもらっておきましょう。)
  • 本人以外が行く場合は印鑑なども必要。
住民異動届を提出すると、マイナンバー通知カードは一旦回収され、後日改めて届くそうなので、通知カードを携帯カメラで撮っておくなど番号をメモしておいた方がいいと思います。
② 住民票の登録が済んだら、国民健康保険窓口に行きます。

【必要なもの】
  • 本人確認できるもの
国民健康保険料は、その時点で確定申告が完了している最後の年度の収入ベースになるので、役所で確認が必要です。保険料の支払いは、翌月上旬に世帯主宛に送られてくる納付書で行います。

なお、就職して勤務先の健康保険に加入した場合は、新しい保険証を同窓口へ持っていき、手続きをする必要があるそうです。

③ 福祉課などで年金の手続きも必要です。

【必要なもの】
  • 年金手帳または基礎年金番号がわかるもの
  • 銀行口座引き落としを希望する場合は、口座詳細などがわかるもの
  • 本人以外が行く場合は印鑑なども必要
住所変更の手続きをします。住民票登録を外している間任意加入していた場合も、任意加入を解約して改めて国民年金に加入する手続きが必要です。年間一括支払いなどで重複する部分については別途年金保険事務所から返金の手続きなどについて案内があるそうです。

なお、就職して厚生年金などに加入する場合は特に役所に行って手続きする必要はないとのことでした。
帰国後の日本での公的手続きについてはコチラにも記載していますので、参考にしてくださいね。

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

会計業務などを担当しています。

日本の大学で経済学部を卒業後、金融関係の会社での勤務を経て、2012年にワーキングホリデーで渡豪。「1年しかないなら、やりたいことは全部やる!」を目標に、大自然の中でのローカルの仕事などを経験。翌年、就職活動で英語力を証明するためのIELTSを学びに語学学校へ入学し、卒業時にIELTS6.5を取得。もっと学びたいと、サザンクロス大学会計学修士課程(Master of Professional Accounting)へ進学。2015年11月に同大学を卒業し、現職。

趣味は旅行、散歩、カフェ巡り。これまでに20カ国を訪問。オーストラリアでもたくさんの都市に出かけました。オーストラリアで出会ったコーヒーも大好きです。