もと刑務所⁉温室のあるカフェ

オーストラリアは比較的『若い』国といわれるせいか、その中でも古いものに価値を見出す文化があるような気がします。信じられないくらい古くて色々心配になるような家が、昔ながらのオーストラリア建築というだけで家賃がすごく高く設定されていたりするのがメルボルンスタイル。もしかしたら、古いもの大好きイギリス系の文化のなごりもあるかもしれませんね。
さて、そんなメルボルンにはユニークなカフェが様々ありますが、このThe Glass Den(グラス・デン)はCoburg(コバーグ)というメルボルン市街地北部にある、古い刑務所跡を利用して建てられた石造りのカフェです。カフェテーブルのひとつは、刑務所時代の重厚な木のドアを再利用する形で作られていて、その歳なんと120歳!

日本人の感覚としては、刑務所跡って...と思うかもしれませんが、もちろん暗い雰囲気はまったくありません。地元っ子の人気も高く、やはり『古いもの=いいもの』という感覚があるみたいです。全体に漂う少しレトロな雰囲気がオシャレで、日本で言うところの古民家カフェみたいな感じでしょうか。私のお気に入りスポットは、温室風の一角で、なんとも味があります。

メニューにもこだわりがあり、環境に配慮したヴィーガンメニューはもちろんのこと、地産地消が基本のコンセプト。緑が多く散歩にもってこいのエリアなので、ぜひ週末などウォーキングがてらに訪れてみてください。

渡辺 麻里菜 / Marina Watanabe

メルボルンに学生ビザで到着したのが2016年末。その後1年間語学学校へ通い、現在はTAFEに通いながらメルボルンで皆様のサポートをさせて頂いております。

期待に胸を膨らませて新しい環境に臨んだり、または不安でいっぱいになったり、留学中は良いことも悪いこともたくさん起こります。しかし全てをチャンスと思って、楽しむ気持ちで色々チャレンジしてみてください!そのお手伝いを私達でさせていただけたら嬉しいです。

※メルボルンオフィスアシスタントとして2018年4月から2019年8月まで勤務(ブログはその当時の内容となっています)このカウンセラーに質問する