オーストラリアでは値札に、容量や個数などを元にした「値段」が記載されています。
例えば牛乳であれば、「1リットルあたりの値段」、卵であれば「100gあたりの値段」、ゴミ袋であれば、「1枚辺りの値段」などが表示されています。沢山の商品が並ぶ中、お得な商品を見極める上で、これはとても便利。
牛乳であれば、このように1リットルあたりの値段
ヨーグルトであれば、100グラムあたりの値段
卵も、100グラムあたりの値段
ゴミ袋であれば、1枚あたりの値段。1枚辺り=11セント。
ティッシュペーパーであれば、100枚あたりの値段
上記の他ですと、乾電池は1つあたりの値段、キッチンペーパーは100枚あたりの値段、紙おむつは一枚あたりの値段など、ほぼすべての商品に記載されています。その他買い物をする上で知っておきたいのは、下記の3点。
ラベルの色に騙されない
お得な商品には、例えば下のように、目を引くラベルが貼られていますが、実は下記で言うと、左下だけ仲間はずれ。
ラベルに「Low Price Always」と書いてありますが、これは「いつもお得です!」という意味なので、「ラベルが貼られている=お得品」とは思わずに、きちんと値段を確認しましょう。
Reducedは、おつとめ品
Reducedと書かれたのは、いわゆる”おつとめ品”。賞味期限が迫っているなどの理由で、安く販売されています。この牛乳で言えば、他の牛乳の賞味期限が9月3日に対して、Reducedが付いているのは9月1日。通常3.10が2.48ドルですから、60セントオフ!
切り上げマジック
オーストラリアで買い物をすると、合計金額が「二捨三入」または「七捨八入」で端数処理されます。
たとえば、[2.99」ドルや、「2.98」ドルと書かれた値札があったとして、0.01セントの違いで悩まなくても良いです。0.01ドル硬貨は無いため、切り上げられます。つまり、2.99と2.98の商品のどちらを購入しても、3ドルの支払いが必要になります。
これは、合計金額の場合も同じで、合計金額が$20.09とか$20.12だった場合、支払い金額は$20.10に合計金額が$20.13とか$20.17だった場合、支払い金額は$20.15になります。
ただ、この端数処理は、「現金で支払う場合のみ」で、カードの支払の場合は端数処理されません。
この端数によって、現金で払うかカードで払うかを瞬時に判断できるようになれれば、「買い物マスター」の仲間入りです!