新たなエクササイズに挑戦中です

子供の頃から運動が苦手・日本では体を動かすことに無縁だった私ですが、ゴールドコーストに来てヘルス・コンシャス(健康志向)な現地の方々にまんまと影響され、ウォーキングやヨガををしたり、スポーツジムに行くようになりました。(ヨガ、何年もやっているのにいつまでもビギナーレベルがキツいのは見て見ぬふり)

ただ、自分では運動できていると思っていても日々身体は衰えているようで・・・2020年後半に
・肩甲骨周辺の痛み
・腕の痺れ
・肩こり/目の疲れからの頭痛
・腰の痛み(片足に重心がかけられず着替えが大変・・・)

など、溜まっていたものが噴き出るかのように一気に症状が!

これはヤバイ・・・と思い駆け込んだのは、私のお友達が働くフィジオ(理学療法)のクリニック。

日本で理学療法士の指導を受ける際はまずは医者へ行き、そこから紹介状・・・というのが一般的かと思いますが、オーストラリアでは身体の不調を感じたら直接フィジオへ行き、診断を受けることができます。

色々とアセスメントをしてもらった上で、現在は週1回、ピラティス・リフォーマーを使ったフィジオのエクササイズを行っています!

そもそもピラティスとは何かというと・・・
"ピラティスは、1900年初頭にドイツ人のJoseph Herburtes Pilates氏によって考案されたエクササイズであり、元来 負傷兵達がベッドの上でできるリハビリとして開発されました。
ピラティスは、一般的な筋力トレーニングと違い、メンタル的な要素や呼吸の取り方など、独特なメソッドをまじえて、肉体を傷めることなく、身体の芯(コア)を整えるという方法で身体を造ることから、「真に理想的な肉体を健全な精神とともに造り上げるトレーニング」として欧米では知られています。(日本ピラティス指導者協会のウェブサイトより抜粋)"

ヨガとピラティスはよく比較されることがありますが、友人曰く全く違うとのこと。私のような症状の改善をする場合はピラティスをベースとしたエクササイズが良いのだそうです。

マットの上で行うこともできるのですが、私が通うクリニックにはリフォーマーと呼ばれるピラティス専用のマシンがあり、こちらを使って行います。
マシンだと正しいフォームをキープすることができるので、より効果があるのだそうです。

このリフォーマーはオーストラリアでは数年前から流行しており、フィジオだけではなくスポーツジムやピラティススタジオでも良く見かけ、治療だけではなくフィットネスのエクササイズとしてもかなり広まってます。

始める前は"マシンの上でいろんなポーズを取ってスライドするだけ"だと思っていたのですが・・・やってみるとほんとキツい・・・
ウォームアップ&クールダウンを含めて1時間のセッションですが、終わる時には汗だくで、足もガクガク。

参考までにReformerを使ったエクササイズ動画を・・・動きはシンプルなんですよ。でもキツい!!


また週1回のセッションの他、毎日家で行うエクササイズの宿題も出されています。Physio Appというアプリでフィジオが私の症状に合わせて選んだエクササイズが表示されるので、それを見ながらコツコツと。(嘘です、毎日はできていません・・・)
フィジオに通いはじめて2ヶ月ほど経過しましたが、早くも目立っていた症状の改善を感じるようになってきました!
私の身体のコンディションに合わせて毎回プログラムを組んでくれてるので、自分で闇雲に動くのとは全然違います。やはりプロに指導してもらうことは大事ですね・・・。

治療が終わっても家の近くのリフォーマースタジオを見つけて、フィットネス目的のエクササイズとして継続してきたいなと思っています。

身体を動かすのが好きでオーストラリアで何か新しいエクササイズにチャレンジしてみたいという方、リフォーマーはお勧めです!!


オーストラリアのフィジオセラピストは医師を介さず直接患者と接するため求められるスキルも高度で、資格も専門学校ではなく必ず大学(大学院)で取得します。

私の友人はグリフィス大学のフィジオ学部出身ですが、勉強や実習が本当に大変そうでした。実習ではゴールドコーストだけではなくタスマニアやクイーンズランドの僻地に行ったり、テスト前には家に籠ってひたすら勉強勉強勉強。

無事卒業をした今でも勉強会のために色々なところに行っていますし、彼女はカナダ人なのでオーストラリアの資格をカナダで使うための切り替え試験がこれまた大変で、平日は仕事をしながら週末は勉強三昧!それもあってかとても知識も豊富で患者からの信頼も厚く、新規の予約はほぼ取れないくらい人気のフィジオになっています。

ネイティブでも難しいプログラムなので日本人にはとてもハードルが高いですが、とてもやりがいのある仕事だと思います。

もしご興味がある方は、ぜひ4月1日に行われるグリフィス大学の看護学・健康科学セミナーにぜひご参加ください〜!

関川 祐利弥 / Yuriya Sekikawa

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I094)。ゴールドコースト在住。北海道出身。中高時代、海外の学園ドラマの影響を受け「私もあんな生活がしてみたい!」と16歳でアメリカへ交換留学。ところが現実は理想とは異なり、公共交通機関一切なしのド田舎でのサバイバル生活。1年後、人として、また体型もひと回り成長して帰国。その後、日本の大学を卒業。人材コンサルティング会社勤務を経て、留学業界へ転職。…をしたつもりが、勤務支店が本社に吸収され職を失う。しかしピンチの時には、過去の留学で培ったサバイバル精神が役立つもの。「これは、もう1度海外へ行けということか!」とポジティブ思考で南国オーストラリアへ。現在は、ビーチから徒歩3分のゴールドコーストオフィスで留学カウンセリングと現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する