そして〜〜、ビーーーール!!と言うわけで、今日はビールのお話です。
クリスマスシーズンのど真ん中ですね。オーストラリアは真夏なのでビーチでBBQなど、皆さん、飲み歩いていませんか?
さて、オーストラリアは各州で有名なご当地ビールがあり、
QLD州だとXXXX、
NSW州だとTOOHEYS、
VIC州だと全豪で1番売れているVICTORIA BITTER、
TAS州のJames Boag、
SA州だとCOOPERS
などが有名です。
ビールの銘柄自体はたくさんありまして、Crown Lager, Pure Blonde, HAHN、などなどありますが、全豪で販売される有名ビールの殆どの銘柄は、3大メジャーと言われるビール会社から販売されています。
Foster's Group 、Lion Nathan、The Cooper Family の3社です。
上記のXXXXも、VBも、TOOHEY'Sも、CROWN LAGERも、Pure Blondeもほーーーーとんどが元締めは、Foster's かLion Nathan、と言う事です。 日本で言うとキリン、アサヒがたくさんのビール銘柄を販売しているのと同じと言ったところでしょうか。
この3大メジャーのうち、2つは外資、たった1つがオーストラリアンカンパニー、一度も買収などされず、現在もファミリー経営で頑張っているのが、THE COOPER FAMILYなんですね。すごいですね〜COOPERSは、アデレード発祥のビールですww.

前回のブログ記事にあるように、アデレードの人たちは地元愛に溢れていて、当然ながら地元企業をしっかり応援しているんですが、COOPERSは、エールビールらしい深い味わいに一度飲んだらファンになる人がとても多いビールなのです!
ちなみにFoster's Groupはイギリス資本、Lion Nathanは日本資本(Kirin)です。
COOPERS製造のアルコール飲料には、全てCOOPERSの名前が入っていますので、すぐに判るはず!
最近販売されたCOOPERS CLEARなどは多くのビールと同じラガービールですが、やはりCOOPERSと言えば上面発酵のエールビールでしょう!ちなみに、3大メジャーの中でエールビールにこだわっているのは、COOPERSだけです。
豪州で楽しめるエールビールの殆どは、クラフトビール(地方の小さなビール醸造所、いわゆる地ビール)製造のものです。特にWA州パースのリトルクリーチャーズのペールエールはクラフトビールの中でも有名ですね!
酒屋さんで販売される COOPERS でよく見かけるのが緑のラベルのCOOPERS Original Pale Ale、赤ラベルのCOOPERS Sparkling Aleの2つです。どちらもエールビールですが、緑がアルコール4.5%、赤がアルコール 5.8%と、値段も切れ味も赤の方がシャープです。ちなみに自分は赤が好き!
ぜひ皆さんにも「VBだよな〜、XXXXだよな〜」とか言わずに、1度はCOOPERSを試して頂きたい!(ちょっと高いのですが・・)。複雑な香りと深いコク、フルーティーな味わいはヤミツキになるはず!と、、暑苦しく語っている自分も、ハマってしまった1人です。
留学には全く関係ない話題で申し訳ないですが、現地で留学中は大人のたしなみとして飲みにも行くでしょうから、各ご当地ビールやワインもぜひ楽しんでください! そして、メリークリスマス、ハッピーニューイヤーと言う事で、イベントの多い時期、BBQシーズンですが飲み過ぎには注意しましょう!
※(おまけ)COOPERSの正しい飲み方
自宅で楽しむ時は、必ず Stubby (ビン)を買いましょう。
そして、買ってきたら当たり前ですが冷やします!
冷えたものを冷蔵庫から取り出したら、直ぐに栓を空けてはいけません!
COOPERSは、瓶詰め後の2次発酵が特徴なのでビール内に濁りのもとである沈殿物(澱)がビン底にあります。

この濁りがCOOPERSの深い味わいでもあるので、ビンを横にしてコロコロ転がして、その細かい澱をビール内で起こしてしまいます。
そうすることで、深い味わいが楽しめるんですね〜。
パブなどで Stubby(ビン)を買うと、カウンターのスタッフがコロコロ転がして渡されることがありますが、コレは栓を空けた途端に、アワアワさせようと言う企みではありませんのでご安心を!