シドニーならではの大イベントの一つ、Mardi Gras(マルディグラ)。
世界最大のゲイ&レズンビアンの祭典で、マルディグラのハイライトといえばパレードがあります。
2014年の今年は先週、3月1日の土曜日がパレードの日。
夜8時からシティ中心部のハイドパークから始まるこのパレードには2万人以上が出演し、沿道には見物客が溢れ出すという大イベントで、オックスフォード・ストリートを経て1時間以上も練り歩きます。
ABCテレビのサイトにもパレードの様子が出ています!
http://www.abc.net.au/news/2014-03-02/sydney-celebrates-36th-mardi-gras-parade/5293268
丁度この日は、お昼に友人と出かける用事があり、帰りに夕方5時頃にオックスフォード・ストリートを通ったのですが、生憎の雨にも関わらず既にパレードを見物する人たちの場所取り、ボランティアの人たち、衣装を来た人たちで沿道がずーっと埋まっていました。
夜には更に人が増えたでしょうね。
このマルディグラはオーストラリアの銀行、ANZがメインスポンサーでもあり、なんとATMが虹色やヒョウ柄にラインストーンでアートされたATM、その名もGAYとATMを掛け合わせた「GAYTM」が登場!
すでにマルディグラのイベントは終わりましたが、まだこのATMを見かける事が出来ますよ。
お金を引き出したときに出てくるレシート(利用明細)の裏は、なんとレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー (LGBT) を象徴するレインボー・カラーに!
ちなみに、ゲイでは無い人のことはStraight(ストレート)と言います。
私自身もシドニーに来たばかりの頃、語学学校の授業でゲイの人たちのことを、当時は英語力も覚束なかったので知ってる単語を駆使して「普通じゃない」というような表現になってしまって、先生からびっくりされたことがありました。みなさんも気をつけて下さいね。
銀行というと日本ではお堅い業種の一つで型破りなことをすることはないですが、ここオーストラリアでは銀行もこうやってイベントを盛り上げちゃうんですね。