先週、2月5日は旧正月(英語ではLunar New Year)でした。アデレードでは金曜日から土曜日にかけてランドルモールやチャイナタウンを中心にイベントが開かれていましたよ。
様々な国や文化をバックグラウンドに持つ人々が暮らすオーストラリアでは、世界中のお祭りを体験することができるのも魅力のひとつ。しかも、伝統として祝っている人たちを中心に開催されるので、周りの人もちゃんと文化を理解しながら参加しているのが素敵だなと思います。
5日には、アデレード支店があるシェアオフィスでも"Happy Lunar New Year!"とフォーチュンクッキーが配られました。クッキーの中に格言やことわざなどが書かれた紙が入っているおみくじみたいなものです。
しばらくしてキッチンに行くと、他のオフィスの人たちが「いいの当たった?」と話していました。「3つ食べたから、3つのうちから一番いいのを選ぶ♪」とそれ有りなの?的なことをニコニコで話しているツワモノもいました(^_^;)「Yumiはなんて書いてあったの?」と聞かれたのですが、格言とかことわざって知らないと理解するのが難しいですよね。高校の時、小テストのために200個くらいの英語のことわざを覚えたのですが、ほぼほぼ覚えていません(´・ω・`)というわけで正直に「書いてある意味がよくわからないんだよね…」というと、みんなで意味を教えてくれました。
He who angers he conquers you. (誰かに怒っている人は、その時点でその人に支配されている。)
つまり、人のことは気にせず、自分に向き合えってことらしいです。ふむふむ。心に留めておこう…そして、土曜日にはチャイナタウンへ出かけたのですが、多くの人で賑わっていました。獅子舞は動きも軽やかでグィーンと縦に伸びたり、とても細いベンチの縁に乗ってバランスよく片足でポーズをとったり。思わず立ち止まって見入ってしまいました!小さい子供の頭の上で口をカプカプして無病息災を願うのは、日本の獅子舞と一緒ですね。
お祭りを歩いていて気になったのが、あちらこちらで目にするぶたさん。日本では猪年ですが、英語ではYear of the pigと言います(ちなみに猪はa boar / a wild boarです)。つまりぶた年。漢字では猪と書いてあってもイラストのほとんどがぶたさんです。なんか腑に落ちない…
ということで、おなじみGoogle先生に聞いてみました。
そもそも日本以外の国では豚年らしいです。中国で猪という漢字は日本でいうところの豚を意味するとのこと。干支が伝わった時、日本では豚に馴染みがなかったので猪になったのだとか。諸説あるとのことですが、中国や韓国では豚は金運の象徴で縁起もいいですもんね。
ランドルモールのぶたちゃんも赤いリボンをつけてもらっておすまし?
特にアデレードがある南オーストラリア州はフェスティバルステイトとも呼ばれ、よりたくさんお祭りやイベントが開かれています。留学に来たらぜひ、いろいろ出かけてみてくださいね!知らないこと、興味が湧いたことがあったら調べてみるのも面白いですよ♪