Locksmith(ロックスミス)にお世話になりました - オーストラリア留学センター スタッフブログ

Locksmith(ロックスミス)にお世話になりました

Keys


今回は、私のうっかり体験談です!
さて、オーストラリアのユニット(日本でいうマンション)タイプの玄関のドアは、オートロック式が一般的です。
日本の場合だとドアを閉めて、鍵を挿して施錠しますが、オートロックはバタンとドアを閉めるだけで鍵がかかります。

簡単なこのシステム、一点気をつけなければならないのが「鍵を持って出る事」。
部屋に鍵を置き忘れて扉を閉めてしまったら・・・・・開きません。

私は2回も!やってしまいました。。。。。。
しかもシェアメイトが海外出張中というだれにも助けてもらえない状況です。

1回目は携帯電話を持っていたので、まずは「Locksmith-鍵師」へ電話。
ユニットの入り口には、私のようなうっかりやってしまった人向けに、親切にもLocksmithの広告が貼られています。

「got locked out? call XXXXX-XXXX」

lock(鍵を閉める)とout(外)を組み合わせて「閉め出す」という意味。
そして「be/get+過去分詞」は受身的な言い方なので、I was locked out、 I got locked outで「自分が閉め出されてしまった」、となります。

locksmithへ電話をして「I got locked out」と伝えれば、名前と、住所確認をされてあとは待つのみです。
待ち時間、1時間
Locksmithが到着して、作業、鍵があくまでものの5分弱。
待ち時間の方が圧倒的に長かった・・・
料金は165ドル・・・・・1万3千円!!!!!

鍵が開き、さあ家の中へ!という時にLocksmithのお兄さんが、「テレビは何?」と聞いてきます。
へんな質問ねー、と思ったのですが私が身分証明を持ってなかったので、本当にこの家の住人かの確認のため、部屋にあるテレビのブランドを聞かれたのです。
我が家のテレビは日本の「ソニー」だったので、即座に答えられましたが、もし冷蔵庫のブランドを聞かれてたら答えられませんでした。

無事に家に入れ安心したものの、そこから1か月もたたないうちに、また2回目をやってしまうとは・・・
2回目は、なんと携帯も部屋に置き忘れてLocksmithにも誰にも電話をかけれないという状況。
たまたま外出しようと家から出て来た隣の部屋の人に事情を説明して、携帯をお借りしてなんとかなりました。

2回目は前回のように1時間以上待つということはなく、直ぐに来てくれたのですが、別のLocksmithで料金はなんと
245ドル!!!!2万円!!!!

鍵を開ける、という特殊作業なのでいったいいくらなのか相場も分からず、前回のLocksmithと別の会社でもあったので言われた金額を支払うしかありません。
一瞬の不注意でトータルで約3万円も飛んでいきました・・・

留学生、ワーキンングホリデーの方の多くがシェアアコモデーションで滞在をされているかと思いますが、シェアメイトと鍵を共有している場合、ロックアウトしてしまうと、他のシェアメイトも部屋に入れない・・・ということにもなってしまいます。
みなさん、外出時はくれぐれも鍵を持って家を出ることを忘れないように気をつけて下さいね。

メルボルン・ポリテクニックではオーストラリアで唯一、海外留学生を対象としたLocksmithのコースが開講されています。
Certificate III in Locksmithing
鍵職人を目指してみたい!という方、ぜひお問い合わせください。

大越 麻結 / Mayu Okoshi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G175)。高校2年の時に、ノースシドニーのカソリック系女子校へ2週間の短期留学。当時、Appleという単語すら聞き取れなかった私を温かく迎えてくれたホストファミリーとの出会いを通じ、またオーストラリアへ来る事を心に決める。その後、アパレル業界勤務、実家家業を経て、2002年ワーキングホリデービザで渡豪。1年の滞在が終わりに近づく頃、何かを得てから帰国したいと考え、専門学校へ進学。Diploma of Public Relationsを修了する。留学業界との出会いはワーホリ時代に遡る。その後、英語学校スタッフとしての勤務、オーストラリア留学センターシドニーオフィスで12年の勤務を経て東京オフィスへ異動。2021年から再びシドニーオフィス勤務。このカウンセラーに質問する