週末、実家で新聞を読んでいたら大学共通テストの問題が載っていました。リスニングの音声も公開されているとのこと。オーストラリアの大学院を卒業して7年(゚д゚)!、オーストラリアを離れて2年。「しばらくIELTSとかも受けてないし、今の自分の英語力を確認してみよう」ということで英語問題を解いてみました。

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英語:96点 / 100点 (時間:51分 / 80分)
英語リスニング:100点 / 100点
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試験そのものの考察はできないので、解いてみて私が感じたことをまとめてみました。
意外と曖昧にしてしまっていること
間違えた2問。1つは完全な凡ミスなのですが、もう1つは is extended by four yearsを「(延長前を含めて)4年まで延長」なのか「(プラス)4年まで延長」なのか悩んだ挙げ句、撃沈。※正解は後者
先日、入国規制緩和が延長されたときもpaused by 15th Decemberが15日を停止期間に含むのか否かという話になっていました。日本語になおすと、"15日まで"なので15日を停止期間に含む印象ですが、実は含まないのが正解とのこと。このとき初めて知りました!
このようなニュアンスはちゃんと理解していないと、テスト対策というより、英語圏での日常生活(特に大学や仕事の締め切りなど)ではトラブルになるかもしれません。「ん?どっちだ?」「なんか話が噛み合わないけど・・」と違和感があったら、思い込みや知ったかぶりをせずにちゃんと確認しようと改めて思いました。
それぞれの試験の形式に慣れておくのは大事!
当初、大学入試共通テストでは民間の英語検定試験の導入が検討されていた影響か、センター試験の頃よりIELTSやTOEICなどの英語検定試験に近くなった印象です。そのおかげのよい点数だったとも言えます(IELTSやTOEICは社会人になってからも何回も受験しているので)。やはり、それぞれの試験の形式に慣れておくのは大事です。
海外進学を目指して英語検定試験を受けるみなさんは、基礎力アップはもちろん、それぞれの試験の対策もしっかりやって臨んでくだいね。
高校英語で文法や語彙力は身につく!
民間の英語検定試験の導入に際してはCEFRのB1(IELTS4.5~5.0)レベルが検討されていたようなので、満点の難易度的にはIELTSだと5.0~5.5くらいが想定されているのかなという感じでした。
とはいえ、受験生の皆さんは国公立二次試験対策や私立大学の入試対策でもう少し上のレベルまで勉強していると思います。個人の意見ですが、日本の高校英語をしっかりやっていれば、文法や語彙力は十分に身についているのではないでしょうか。私も記憶にある限り、オーストラリアに行って新しく学んだ文法というのはありません。それを使いこなす練習はたくさんしました。なので、海外進学を目指す方も、まずは高校英語をしっかり頑張ってほしいなと思います。その上で+α、"アウトプットの練習"と"アカデミック英語の構成に慣れること"が必要だと思います。
昨年末より、ようやく留学生のみなさんをオーストラリアへ迎えることができるようになりました。私達が望む日常にはまだ遠いかもしれませんが、日本の大学でも、オーストラリアの大学でも・・みなさんが目標とするキャリアにつながる道へ進めるよう応援しています!
