参考書は日本から送るべき?現地購入?

留学をスタートさせて数ヶ月後、「日本の参考書で詳しく調べたいことがある」と、日本から参考書を取り寄せている方が意外と多くいらっしゃいます。

特に初級の方は、英語で英文法の説明を読んでもわからない単語が多すぎて、全体がわからないので、「日本語で理解したい」と思われるようなのです。

日本のご両親様から参考書を送ってもらっている方が大多数ですが、意外と送料がかかっています。

シドニーには日系本屋さんがありますので、日本から送ってもらった場合と値段を比較してみました!
今回は人気の文法書Grammar in Useの日本語版で比較してみます。

1.Kinokuniya シドニー店 
http://www.kinokuniya.com.au/

言わずと知れた大型書店、紀伊国屋のシドニー店です。
アート書籍の取り揃えで有名な書店なのでオージーのお客様が多く、半分以上は英語の書籍ですが、日本と中国の雑誌や日本の新刊なども含め、英語や中高生向けの参考書なども取り揃えられています。(大学に進学される方は高校数学の参考書を必要とされる事もありますね。)

こちらの値段は日本の3−4倍しますが、メンバーになると10%オフになります。(年間15ドル)

Grammar in Use Intermediate 2010年度版 45.70ドル、日本円ではおよそ3,975円(紀伊国屋メンバーの場合は、41.13ドル、日本円ではおよそ3,578円)でした。

2.Hondarake シドニー店
ほんだらけ シドニー店 ウェブサイトより

シドニーで昔からある古本屋さんです。品揃えは意外と多く、マメに覗けば人気の参考書などが見つかることも!綺麗さにもよりますが、多くの本は日本の定価前後の費用になります。

Grammar In Useの場合、およそ25〜30ドルほど、日本円では2,175〜2,610円ほどかと思います。(本日は売られていませんでしたので、予想金額です!)

もし、皆さんが日本からご両親様に送ってもらった場合は、送料を入れると
Grammar in Use  2,365円(有隣堂価格)+郵便局からの送料 1,860円=4,225円(1ドル87円とすると、約48ドル)となります。

送料を考えると、意外と紀伊国屋高くないですね。
実際の本屋さんでは中身を見ることも出来ますし、その場で購入できるので、勉強しようという意欲が落ちる前に本を手に入れることも出来ます。
また、ほんだらけは品揃え的には弱いですが、掘り出し物が見つかれば激安で手に入るチャンスが有ります。

もちろん、せっかくのオーストラリアなので、英語漬けで勉強をしてほしいとは思いますが、いざという時には是非こういったお店にも足を運んで、勉強のチャンスを逃さず頑張ってくださいね!!

※英語の参考書を探している場合は、学生割引があるAbby's Bookshopへ!!(念のためご購入前に、学生証で割引してくれるか聞いて下さいね。)
※情報は全て2017年3月3日現在のものです。

鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する