留学準備・留学中に大切なこと〜家族が元気〜

留学計画を立てる、実際に留学を実行に移すことが出来る、そして、思いっきり留学生活に望むために大切なこと、、、

それは「日本のご家族、お友達が元気である」ことが大前提にあると思います。

留学前に体調を整えよう!と東京支店の樋口が書いている通り、もちろん留学される方自身も、留学中は健康で毎日過ごすことが一番!

最近は、「虫歯になったかもしれません・・・」「親知らずが痛いです」歯医者はどこに行ったら良いですか?というご相談を受けることも多いので、必ず渡航前に歯医者に行くようにしましょう!!!!(←意外と忘れがちですが、留学準備をする上で大切なことの1つです!)

オーストラリアに留学をする=日本を離れるということ

これが出来るのは、日本の家族、お友達が元気でいるから、自分のことを応援してくれるから、安心して飛び立つことが出来るからこそ、出来ることだと思います。

もしご家族の調子があまり良くない場合は、自分が調子が良くないときと同じように、気持ちの整理がつかなかったり、ソワソワしたり、留学生活に集中が出来ないことがあるかもしれません。

ブリスベン〜成田間(QF61便)は約8時間30分、直行便があるエリアは約9時間、その他エリアから日本へも約12時間前後、その他移動を合わせても1日も掛からずに自宅へ帰れるのではないかと思います。他の英語圏の留学地より近いといっても、日本国内にいる時のように、新幹線や国内線ですぐに飛んでいける距離ではありません。

数は多くありませんが、ブリスベンに渡航されたお客様の中に、「忙しくて全然親に連絡が出来てなくて、叱られちゃいました」というお話を聞くこともあります。

叱られたのではなく、すぐに飛んでいくことが出来ない距離にいるからこそ、ご家族は心配をしてくれていること、そして、心配をしてくれたご家族が皆健康で、毎日生活していることは当たり前のようで、実はとっても有り難いことです。

私事ですが、先週父方の祖母が亡くなりました。90歳でした。

一度も大きな病気で入院することなく、全くボケることもなく、足腰も強くよく散歩に出かけたり、小さな畑で農作業したり、草むしりをしたり、旅行にも出かけるとても元気な祖母でした。親戚誰もが、このまま100歳まで長生き出来ると思っていました。

しかし、8月中旬に検査入院をし、病名・余命が分かり、主治医も驚くほどの早さで毎日状態が悪くなってしまった祖母。8月下旬にお休みを頂き、日本でお見舞いをしたときは祖母が病院にいることも信じられなかったですが、それよりも最後にお見舞いをしてから、10日後に亡くなるとは思っていませんでした。

祖母は生前、私の両親にこう話していたそうです。「施設には絶対に入りたくない、そして誰にも迷惑をかけたくない」と。

病人なのに看護師さんにも迷惑をかけてはいけないと思っていたようで、しんどかったら必ずナースコールを押すようにと何度も念押しをされていたくらいです。

少しせっかちだったこともあり、在宅看護を目指していたにも関わらず、あまり多くの人の手を煩わせることなく、入院期間も4週間以内と短く逝ってしまいました。

でも、気遣いが出来る祖母は、葬儀が終わるまで健在でした。

夜中に亡くなったことで、自宅に帰ってくる際はご近所さんの目に留まることなく帰宅。私も同日のQF61(9時35分発)に乗るチケットを運良く購入することが出来ました。

通夜、葬儀に参列して頂く方の迷惑にならないよう、通夜と葬儀は3連休の間となり、準備の時間まで少しあったため、ドイツに住んでいるいとこも帰国をして参列することが出来ました。(そのため孫10人揃ってお見送りが出来ました)

最後は「お世話になったたくさんの方に見送られたい」という祖母を願いを叶えるべく、自宅から出棺の際、祖母がお世話になったご近所の方にお見送りに来て頂けるよう、お願いに回りました。

当日は雨予報でしたが、出棺の際は晴れ。たくさんの親戚に見守られながら納棺、そして祖母の願い通り、親戚・ご近所含め約50人ほどの方に見送られ、自宅を出発しました。

26年前に亡くなった祖父に嫁いで65年。子どもの頃戦争を経験し、我慢することが美徳だと思い、あまり弱さを見せる人ではありませんでしたが、たくさんの人に愛されていたのだと感じました。

とても寂しいですし、まだ信じられませんが、私も強く生きていこうと思った出来事でした。

最後に、自分の周りの方に不幸があり、英語で何か一言かけたい場合。私が今回の件でお友達からかけてもらった言葉は、このようなものがありました。

・I'm so sorry Megumi.
・I'm sorry to hear.
・Sorry to hear about your grandmother.
・I'm sorry for your loss.
・My condolences to you and your family.

condolenceは、お悔やみや哀悼のことばという意味があり、My condolences to you and your familyは、ご家族の皆様にお悔やみを申し上げます。という意味になります。

また、sorryには、ごめんなさいという意味だけでなく、「気の毒な」「残念に思う」という意味がありますので、ご愁傷様です/ お気の毒に/ お悔やみ申し上げますという意味になります。

上記のことばは使う場面がない方が良いですが、もしそのような場面に遭遇したら、黙っているだけでなく、相手を思い一言かけてあげると良いですね。

常盤 恵 / Megumi Tokiwa

オーストラリア、ブリスベン在住。豪政府公認留学カウンセラーPIER認定資格保持(QEAC登録番号:J249)。小学校の特別支援学級の担任を経て、オーストラリアに留学。シドニー到着後、自転車人口の多さに驚き、ロードバイクデビュー。その後、ワーキングホリデーで再渡航し、留学代理店で働き始める。留学サポート業務の魅力に出会い、2014年7月から現職。ブリスベン支店より留学カウンセリングと現地サポートを行う。
2016年からはトライアスロンを始め、ローカルチームに加入し毎朝5時15分からの練習に参加のため、早寝早起きの毎日。目標は高く日々トレーニング中です!
※ブリスベン支店スタッフとして2019年12月まで勤務(ブログはその当時の内容となっています)このカウンセラーに質問する