緑がたくさん@ゴールドコースト

ゴールドコーストと聞いて誰もが思い浮かべるのは真っ青な海と長ーいビーチ。でも、実は緑もすごく多いのです。
以前、母が遊びに来た時、ゴールドコーストのランドマークQ1に登りました。Q1とは現在南半球で一番高いレジデンスビル(人が居住している建物)で、芸能人がよく罰ゲームでタワーの外を歩かせられているあのタワーです。そのときに母が言ったのが「海のイメージだったけど、緑もすごく多いのねぇ」。

タワーから西側を見ると、確かに運河と緑が広がっていて、その奥には青々とした山が見えます。ヒンターランドと言われるこの山々は熱帯と亜熱帯の生態系を同時に見ることができる珍しい場所なのだそうです。オーストラリア大陸が大昔南極とつながっていたことを証明する樹木なども見ることができ、その一部は世界遺産にも登録されています。運が良ければ野生のコアラやワラビーなどに出会うこともあります。ハイキングトラックがいくつかあり、滝の裏側を歩けるスポットもあるので、リラックスしたいときにはオススメです。

ヒンターランドまでは車で30~50分かかるので、普段はなかなか出かけるのは難しいかもしれませんが、ゴールドコーストは1枚目の写真のように常に緑が周囲にある環境。私も大きな街路樹の木漏れ日を見上げてみたり、金木犀の甘い香りに癒やされたり、プルメリアなど南国の花にウキウキしたり、ジャカランダやゴールデンワトルなどに季節を感じたりしながら通勤路の緑を楽しんでいます。

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

日本在住。オーストラリアではゴールドコーストに6年、アデレードに1年半、オーストラリア中央部に半年滞在していました。

会計業務担当。日本の大学で経済学部を卒業後、金融関係の会社に9年間勤務。職場にも恵まれ楽しい日々を送りながらも、幼い頃から抱いていた海外で生活してみたいという夢を捨てることができず、2012年ワーキングホリデーで渡豪。「1年しかないなら、日本ではやらないこと・できないことをやろう」と大自然の中でのローカルの仕事を経験。翌年、就職活動で英語力を証明するためにIELTSを学びに語学学校へ。卒業時にIELTS6.5を取得。もっと上を目指したいとサザンクロス大学の会計学修士課程(Master of Professional Accounting)へ進学。2015年11月、同大学を卒業し、現職。

趣味は旅行、散歩、カフェ巡り。これまでに19カ国を訪問。オーストラリアでもたくさんの都市に出かけました。オーストラリアで出会ったコーヒーも大好きです。