ちょっとだけ生活圏を広げてみる@ゴールドコースト

観光地のイメージが強いゴールドコーストですが、中心地であるサーファーズ・パラダイスから少し歩くだけで、地元の人や長期滞在者が生活しているエリアがあり、そこには地元の人に人気のオシャレなカフェがポツンとあったりします。

例えば、当社ゴールドコーストオフィス西側の橋を渡ったChevron Islandの中心にはカフェやレストランが並んでいる小さなエリアがあります。当社オフィスからも徒歩で10分くらいの場所です。ホームメイドのソースが自慢のバーガー屋さんや40年以上営業しているお魚屋さん併設のフィッシュアンドチップスのお店が人気です。私のお気に入りは赤い屋根が目印のCafe Alfons。コーヒーがおいしいと私の周りにもファンが多いカフェです。
サーファーズ・パラダイスから705番のバスで8分ほどの住宅街の中にあるElk Esspressoは木材と植物の醸し出す雰囲気がとても心地いいカフェです。住宅街の中ですが、ビーチまでも徒歩1,2分なのでサーフボードを抱えた人もよく見かけます。このカフェで特にオシャレなのが盛り付け。食用フラワーもあしらわれた可愛らしい見た目に胸キュンなのです。ブランチの後は腹ごなしに少し歩いてブロードビーチにあるパシフィックフェアでウインドウショッピングでもいいし、そのままビーチに出て砂浜を散歩しながらサーファーズ・パラダイスまで戻るのもオススメです。
オーストラリアのカフェやレストランでは、食事中によく店員さんがEverything is OK for you?(お口にあいますか?というようなニュアンス)と声をかけてくれます。自分からはなかなか話しかけづらいですが、そんな風に声をかけてもらえると料理にアクセントが足りないと思えば「胡椒をかけてもらえますか」とか、コーヒーが少し苦く感じたら「ミルクを少し追加できますか」とか尋ねることができます。問題なくても、「このソース、すごく美味しいです。ホームメイドですか?」とか「この盛り付けキレイですね。」とかちょっとした英語のアウトプットをする機会になり、英語でコミュニケーションをとることに自信もつきます。

53kmにも及ぶゴールドコーストの長ーいビーチも、観光客で賑わっているサーファーズパラダイスから1,2km歩くだけで、静かでのんびりできる場所があり、雰囲気も変わります。ゴールドコーストの生活に慣れてきたらちょっとだけ生活圏を広げてみると観光地ではないゴールドコーストを楽しめると思います。

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

会計業務などを担当しています。

日本の大学で経済学部を卒業後、金融関係の会社での勤務を経て、2012年にワーキングホリデーで渡豪。「1年しかないなら、やりたいことは全部やる!」を目標に、大自然の中でのローカルの仕事などを経験。翌年、就職活動で英語力を証明するためのIELTSを学びに語学学校へ入学し、卒業時にIELTS6.5を取得。もっと学びたいと、サザンクロス大学会計学修士課程(Master of Professional Accounting)へ進学。2015年11月に同大学を卒業し、現職。

趣味は旅行、散歩、カフェ巡り。これまでに20カ国を訪問。オーストラリアでもたくさんの都市に出かけました。オーストラリアで出会ったコーヒーも大好きです。