応援も楽しい!ゴールドコーストマラソン

先週末はゴールドコースト冬の一大イベント「ゴールドコーストマラソン」でした。私もしっかり参加してきましたょ!…とは言ってもランナーとしてではなく観客としてですが。日本と同じように、オーストラリアでも各地でマラソンやトライアスロンなど公道を使ったスポーツイベントがあり、沿道からたくさんの人が声援を送ります。特にゴールドコーストマラソンは国際陸上連盟に認定されており、気候がよくコースも平坦で記録が出やすく世界トップクラスの選手も参加するので、そういった選手の凄さも間近で感じることができます。

今年は、サーファーズパラダイスの沿道で応援しました。観光客も多い場所なので、通り沿いのカフェからも大きな声援が飛んでいました。中でもトップ選手からファンランナー(記録ではなく、楽しく走ることをモットーとするランナー)までみんなに一際大きな声援を送っていたのが、ボンド大学のチアリーディング部の皆さん。とにかく沿道から選手を盛り上げていました。彼らの楽しそうな声につられて周りも声が出始めます。ファンランナーの皆さんも走りながら写真を撮ったり、手を振ったり、ハイタッチしたりと楽しそうでした。
沿道の応援の声を聞いていると、いろいろな声のかけ方があるんだなと勉強にもなります。
  • Come on, ◯◯ ! 「頑張れ、◯◯!」
  • Go, ◯◯ ! 「行け〇〇!」⇒人だけじゃなく、チームを応援するときにもよく使います。
  • Keep going!  「その調子!」
  • Good job!  / Nice work! 「いい感じ!」⇒ニュアンスは「その調子!」に近いかな?
  • Well done! 「よくやった!」⇒こちらも競技の途中だと「その調子!」のニュアンス?
  • You can do it!  「君ならできる!」
日本でよく使う応援のひとつ「ファイト!」は英語の応援では違和感があるので、気をつけましょう。

トップ選手はまさに風のようにあっという間に目の前を通り過ぎていきます。 サーファーズパラダイスからバーリーヘッズまで普段トラムとバスで30~40分の距離を約1時間で走って往復してくるのですから…
一般ランナーも朝日が昇ったばかりの真っ青な海と空を横目に笑顔で駆け抜けていきます。
日本よりも少ないですが、仮装ランナーも沿道を盛り上げてくれます。

スポーツイベントに選手やボランティアとして参加するには少し準備が必要かもしれませんが、沿道からの応援なら気軽に参加できます。近くでこのようなスポーツイベントを見かけたら行ってみてください。楽しい時間が過ごせると思います。

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

会計業務などを担当しています。

日本の大学で経済学部を卒業後、金融関係の会社での勤務を経て、2012年にワーキングホリデーで渡豪。「1年しかないなら、やりたいことは全部やる!」を目標に、大自然の中でのローカルの仕事などを経験。翌年、就職活動で英語力を証明するためのIELTSを学びに語学学校へ入学し、卒業時にIELTS6.5を取得。もっと学びたいと、サザンクロス大学会計学修士課程(Master of Professional Accounting)へ進学。2015年11月に同大学を卒業し、現職。

趣味は旅行、散歩、カフェ巡り。これまでに23カ国を訪問。オーストラリアでもたくさんの都市に出かけました。オーストラリアで出会ったコーヒーも大好きです。