ますます暑くなってきた、パースです。気温が暖かい国は、人の心も温かいのでしょうか。
オーストラリアに来て感じたことですが、街ゆく人みな、本当に親切です。
電車では学生や会社員の方が頻繁に席を譲っている姿をよく見かけますし、子供連れのお母さんに座りやすい席を譲る、ベビーカーを運ぶのを手伝う、という光景もよくよく目にします。電車で子供が大声で泣いていて、見知らぬおばさんが子供をあやしていたという事もありました。
この間、通勤電車の中で私が1人で立っていると、見知らぬお兄さんが私の肩をポンポンと叩いてきました。『この席どうぞ』と言って、私が『あ、ありがとうございます!』と言い終わらないうちに、さっと電車を下りて行きました。
その後、駅でバスの時刻表を探していると、後ろから駅の警備のスタッフのお兄さんに『どこに行きたいの?』と聞かれ、私がこのルートのバスの時刻表を探しているけど見つからないというと、バスの行き先を調べてくれ、時刻表の在庫がないとわかると、駅のオフィスにまで在庫を見に行ってくれました。それでもなかったので、『ここに行けばあるよ』と親切に時刻表がある場所も教えてもらいました。
そしてその日のお昼、ランチを買いに行った帰りにお店を出ようとすると、おじさんがドアを開けて『お先にどうぞ』と、ドアを持って下さいました。レディーファーストの国です。
たった1日の出来事ですが、色々な人が色々な形で親切にしてくださいました。オーストラリアにいる人は気持ちが温かいなあと心から感謝したと同時に、私も困っている人がいれば、率先して助けなければ!!と思いました。そしてこういった親切の輪の連鎖が広がり、さらにたくさんの人の気持ちを温かくするのだと改めて思いました。気候も暖かく温暖ですが、人の心はもっと温かいのがオーストラリアです。