友人Sちゃん

私が語学学校に通っていた頃の友人Sちゃんのお話です。

私はこのSちゃんととても仲がよかったのですが、私が尊敬する人でもあるのです。
Sちゃんはパースの語学学校で

「Howって何?」

から英語を始めて、9ヶ月後の帰国時にはすっかり英会話が堪能になっていたからです!

クラスのみんなとBBQ

オーストラリアに来たばっかりの頃の彼女の英語力は、中学1年生レベルの単語を口から出すのみ。
そんな彼女が一番最初に覚えた一文は

「My English is very poor」

しかし、彼女の努力はすごかった。

例えば、Sちゃんはいつも小さな手帳を持ち歩いていて、分からない単語や文があるとすぐにメモしていました。でも、最後に蛍光ペンでハートマークをつけたり、おかしなコメントをつけたりしてましたが。

覚えた単語は「これ、覚えたんだ〜。えへへ」と言って、ライティングの宿題時にもすぐ書いたり、話す時に使ったりしていました。実は単語を受験のように丸暗記するより、こうやって実際に使った方が忘れない気がします。

そして英語が話せないのに、スイス人とも韓国人とも怖気づくことなく、ニコニコ単語を並べてコミュニケーションを取っていました。

シェアハウスは母国語を話したくない留学生が住むEnglish Onlyシェアハウスに住み、夕飯が終わったら彼らと雑談+勉強の日々。

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オーストラリア到着時の彼女を知っている私も、帰国時に普通にオージーとも日常英会話ができるレベルにまで上達した彼女にはびっくりでした。

彼女からは英語を楽しく学ぶ方法、ポジティブな姿勢でいることを教えてもらいましたが、英語の勉強も色々。
もし語学学校でメキメキ上達しているクラスメートがいたら、こっそり勉強法を真似してみるのもいいですよ。


早川 真由 / Mayu Hayakawa

オーストラリア、パース在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I005)。オーストラリアにワーキングホリデーで渡航したのが、私の初めての留学でした。そこで感じたことは「留学は生活」。留学には、短期の観光とは違う「日々の生活」があります。一人で海外生活をすることは、初めての日本での一人暮らしを数倍タフにした感じ。日本を出発する前は分からなかったけれど、最初の一年で最も学んだことは「ライフスキル」だったかもしれません。でも、このライフスキルは人生においてどんなに役立つことでしょう。留学の醍醐味は、勉強だけでなく、自分の人生を強く、豊かにしてくれるところにもあります。

留学はチャレンジを止めたらおしまいです。学校に通って勉強するだけなら誰にでもできます。でも「勉強プラス何ができるだろう」と考え、積極的に行動することで、人と違う経験ができるチャンスがあるのです。いつもフレッシュなチャレンジ精神を持って、考えて行動する留学生活を送れば、きっとFruitfulな結果が待っていることでしょう。このカウンセラーに質問する