オーストラリアのブーケ

オーストラリアでは街のいたるところで、花束、ブーケが売られていてスーパーのウールワースでも、お花売り場があります。

photo 1-1
ちょっとしたお礼に、とかお友達の家に遊びに行くときなど、ちょこちょことお花を買ったりするのですが、最初にびっくりしたのがブーケに普通に「菊」が入ること!
日本で菊というと、仏様のお花というイメージ。。。
白い菊、黄色い菊が普通にアレンジされて売られていたりします。

photo 3
ウールワースのお花売り場では、赤いガーベラ、カーネーションと白い菊のアレンジで売られてました。

先日、ブーケを用意することがあったのでオフィス近くのお花屋さんへ行き、大よその予算と、どういった色合いが良いか、希望を伝えたところ、お店のお姉さんは、「分かったわ、まかせて!」と。

「どのお花が良いかしら、これはどう?」と指されたお花はやっぱり「菊・・・・・」
それもこぶりでかわいらしいスプレー菊ではなくって、大輪の菊の花。

どうしても仏様のイメージをしてしまうので、菊以外のお花でブーケを作ってもらいました。

菊と言えば、オーストラリアの「母の日」のお花は、カーネーションではなく「菊」なんですよ。
菊は英語でchrysanthemum。それを省略して'mum(マム)'。'Mother お母さん'を親しみを込めてカジュアルな呼び方である'Mum'というところからきているんだそうです。

大越 麻結 / Mayu Okoshi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G175)。高校2年の時に、ノースシドニーのカソリック系女子校へ2週間の短期留学。当時、Appleという単語すら聞き取れなかった私を温かく迎えてくれたホストファミリーとの出会いを通じ、またオーストラリアへ来る事を心に決める。その後、アパレル業界勤務、実家家業を経て、2002年ワーキングホリデービザで渡豪。1年の滞在が終わりに近づく頃、何かを得てから帰国したいと考え、専門学校へ進学。Diploma of Public Relationsを修了する。留学業界との出会いはワーホリ時代に遡る。その後、英語学校スタッフとしての勤務、オーストラリア留学センターシドニーオフィスで12年の勤務を経て東京オフィスへ異動。2021年から再びシドニーオフィス勤務。このカウンセラーに質問する