遠出しないで楽しむオーストラリアデー


1月26日はオーストラリアデー、オーストラリアの建国記念日の祝日です。
例年は毎週のようにシティでイベントがある1月のシドニーですが、今年もコロナの影響がありましたので、私はどこにも出かけず自宅周辺でゆっくりオーストラリアを満喫することにしました。

まずは、最近行けていなかった近所でのブッシュウォーキング。

鳥の声が近い時は木を覗き込んでマグパイやクッカバラを探したり、岩陰にいるトカゲや蜘蛛などを見ながらブラブラ歩きました。日本にいた時はトカゲや蜘蛛なんてじっくり見たことはなかったので、トカゲが可愛いと思う自分はもうすっかりオーストラリアに慣れてきたなと思います。

※この蜘蛛はSt Andrews Cross Spidersといい、毒はありません。

緑が一杯で美しくて、まるでモネの庭に紛れ込んだようです。ご近所なのに贅沢です。

ビーチに行けないのは残念ですが、近所の川は海水なので海の香りがして、ヨットが浮かんでいるのを見ると、シドニーだなと思います。

ブッシュウォークを終えてランチが終わった後は、オージーデザート「トライフル」づくり(簡易版)。いちごを入れるのが定番ですが、いちごがなかったので、今回はピーチとブルーベリーで作りました。
(うっかり食べてしまったので一部のみ撮影しました・・・本当のトライフルはYumiのブログ「クリスマス・トライフルを作ってみた!」をご参照ください。)

午後に外に出たら大きなブルータンが陽なたぼっこをしていました。偶然でしたが、久しぶりに大きいのがいて興奮。

締めはBBQディナーをし、夜は遠くにオーストラリアデーの花火の音を聞いて、寝ました。

晴天の暑い一日で、地味ながら景色もフードもオーストラリアらしさを満喫できたオーストラリアデー。遠出をしなくても楽しめる自然が近くにあるのが、オーストラリアの本当に素敵なところだなと改めて思った一日でした。


※2022年オーストラリアデー花火の様子はABCのYoutubeで見れます。(花火は1:53:40位〜2:10:00位まで)

鐵見 尚美 / Naomi Tetsumi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G176)。20代半ば、ワーキングホリデーでオーストラリアに。アデレード、パース、シドニーなどに滞在しながらラウンドする。しかし、思うほど英語力がつかなかったことから、その後ゴールドコーストで語学学校に通い直し、ようやく英語を話せる楽しさを知る。帰国後、海外で得られる経験をより多くの人に、と留学会社に就職。2007年、当時の勤務先のシドニーオフィス立ち上げのためビジネスビザで渡航し、2010年永住権取得。現在はオーストラリア留学センターのシドニーオフィスの留学カウンセラーとして、カウンセリングや現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する