ラウンドのススメ 東海岸を車で行ってみた(1)

先だって11日間ほどの日程でオーストラリア東海岸を車でプチラウンドしてきました。
NSW州のシドニーから北上して、目的地はQLD州のサンシャインコーストです。車での移動走行距離 が往復2100キロほどとなりました。

P1030703

なぜ?この距離を車で移動しよう!と思い立ったかと言いますと、昨今、ワーキングホリデーメーカーが車でラウンド!長距離バスでラウンド!などを希望する人がとても少なくなったと旅行会社の友人が話しているのを聞いたからです。自分たちがワーホリの際に利用した「ラウンドと言えばグレハン!」(グレイハウンド長距離バス)も今ではオーストラリア1周をカバーしてないと言うではないですか。。。。枕かかえて長距離バスに乗る姿はあまり見られなくなったのかなー・・
それもジェットスターやタイガーエアーなどの格安航空券のお陰なのでしょうが、やはり途中をすっ飛ばして有名都市だけ滞在型のラウンドはちょっと寂しいなーと。

全部とは言わないけど、ラウンドは「地上移動」も楽しいよ、と・・そんなのを言いたいがために今回、あえて車で移動してみました。

途中立ち寄った街は >>>
・ニューカッスル
・ポートマッコーリー
・コフスハーバー
・バイロンベイ
・ゴールドコースト
・ブリスベン
・マルチドール
・ヌーサ
あとは訪問した街周辺(アールストンビル、リズモア、ニューリーバーなど)をちょこちょこと。


大きな地図で見る


ルート的に言うとシドニーから北上すること、約160キロあたりにNSW第2都市 ニューカッスル、さらにそこから北上すること200キロ(シドニーから360キロ)あたりにポートマッコーリー、さらに180キロほど行った(シドニーから540キロ)ほどの距離にコフスハーバーがあります。

シドニーから1日で行ける距離としては、コフスハーバーがほぼ限界。この場合、550キロと言う走行距離もですが、1号線の道路状況がイイのは、このコフスハーバーまでなんです。
ココから先は、1号線も所々が工事中のため片側1車線、路面はボコボコ、と車にも運転者にもあまりイイ状況とは言えません。

このコフスハーバーからNSW州のヒッピータウン聖地 バイロンベイまでは230キロ(シドニーから780キロ)ほどなのですが、この間の道路状況があまりヨロシクないので、大事をとってこの間を半日の移動時間と考えると、シドニーからコフスハーバーまでに何日の滞在期間を取るか?です。

自分は、途中の街であるニューカッスルとポートマッコーリーは帰りに立ち寄る事にしていたので、途中休憩を挟みつつコフスハーバーまでイッキに約7時間の運転で行きました。しかし、短期間で都市の往復をする必要性のないワーホリメーカーなら、コフスハーバーまでの間に最低1泊、出来れば2泊入れたいところです。あとで見逃した〜ってが一番勿体ない。

コフスハーバーから北上してバイロンベイまで来れば、QLD州との境目もすぐ。東海外の地方都市では一番好きなバイロンベイ。ココには最低数泊はして欲しい。なんだったら数週間、数ヶ月単位でも良いかも。

バイロンベイ以北は道路状況も一転、快適にドライブ出来ます。ゴールドコーストまでも1時間ほどで行けますし、ゴールドコーストからさらに100キロほど北上でQLD州の州都ブリスベンです。ゴールドコーストもブリスベンも飛行機で簡単に行ける、のであえて今回は通過点としてスルーしましたが(ブリスベンは駐車場がスッゲー高いので滞在時間30分と言う超短期滞在時間でした)、ワーホリメーカーのラウンド中であればゴールドコーストもブリスベンも楽しめますから、ぜひ立ち寄るべし。

ブリスベンから、さらに北上100キロほどでサンシャインコーストの商業都市マルチドールです。このあたりの道路状況も特別問題なし。快適に進めます。サンシャインコーストは、商業地マルチドールを中心に、40キロほど北上することで有名なヌーサがあります。ヌーサもジャンクション、ヌーサヘッズ、ヌーサビルと商業区とリゾート区と別れています。ここまででシドニーから片道約1050キロです。

とイロイロ立ち寄りましたが、次回は、そのなかなか行く機会のない各地方都市での見所をご紹介したいと思います!

齋藤 新 / Arata Saito

オーストラリア、アデレード在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I009)。1999年、経済連を退社し、ニュージーランドに留学→2000年、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。現地の旅行会社勤務などを経て、2002年より現職。クイーンズランド州、ニューサウスウェルズ州、南オーストラリア州の主要都市を移り住み、現在に至る。語学留学、TAFE専門、大学・大学院留学への留学相談、アデレードオフィスでのサポートと様々な形で留学生と接する日々。このカウンセラーに質問する