パースのカーティン大学でAccountingを学び、現在日本の外資系企業で仕事をしているY子さんが、最近ホリデーでパースにやって来ました。
久しぶりに会ったので、日本での就職活動どうだった?と聞いてみました。
Y子さん、きっぱりと「仕事はあります」
今の会社は帰国してから3社目。
・・・とはいえ、クビになったわけではありません。
1社目から徐々にステップアップし、今の会社で3社目。
もちろん、お給料もアップ。
そんな彼女は、面接で「あなた、本当にTOEIC(たったの)890点?」と聞かれたそうです。
彼女以外の応募者には、TOEIC900点以上を持っている人がゴロゴロいたそうです。
しかし、Y子さんは890点しかもっていませんでした。
が、いくらTOEIC900点を持っていても、Y子さんのように英語でコミュニケーションが取れる人はいなかったそうです。
面接官が採用したかったのは、「英語で話ができて、上手く交渉ができる人」
TOEIC900点が必要だったのでは無く、ビジネスの場で相手を納得させられる英語力、
例えば「アメリカではそうかもしれないけれど、日本では○○なので、こうしてもらえますか」という意味のことを上手に伝えられる人材だったのです。
英語はあくまでもその場でコミュニケーションを取るツールでしかありません。
そのツールを使い、どう生かすか、それは自分のコミュニケーション能力次第。
留学=英語の勉強
それだけでは不十分。自分磨きも必要なんだと気づかされたY子さんとの再会でした。