今、ブリスベンで生活していて思うことは、ぐっと安心できてきた、ということです。
もちろんコロナウィルスを受けて依然世界の状況は苦しいですが、オーストラリアの健康第一に考えたスピードある規制は功を奏していて、日々レポートされるオーストラリア全体、州ごとの新規感染者は目に見えてぐっと減り、クイーンズランド州ではこの24時間で1人に留まっています。
みんなで気を引き締めてStay Homeしたり、Social Distancingを取って頑張ったからなぁ。なんだか光が見えてきたかな‥?
青空の下、明るい気持ちになってきます:)
お家時間がいっぱいある今、みなさんどんなことをして過ごしていますか?
ブリスベン支店にはLINEアカウントがあり、現地のお客様と色んなやり取りをしています。その中でこんなメッセージを頂きました。
”自粛期間中、学校以外の時間で英語力を伸ばすアドバイス下さい”
今はオンラインで簡単に人と繋がれるので、学校の友達と2−3人でzoom語り会を開いても良いかもしれませんし、言語交換アプリでテキストメッセージのやりとりをするのも一つの方法かもしれません。洋画やTED Talksを観まくるのももちろん有りですよね。
▷無料!王道言語交換アプリ: HelloTalk
▷ネイティブの講演・プレゼンが聞ける!:TED Talks
この他にも是非オプションとして入れて欲しいのが‥英語で本を読むことです。
”英語を伸ばす”って、英語が話せたら良いんだから、スピーキングが一番!&リスニングを強化すればいいじゃん。なぜ読書?と思われるかもしれませんが、私は最近、読書って英語力アップに効果があるし、それ以上のいいこともあるなぁ〜!と実感してます。
■読書の良い効果
・新しい知識が得られる!・語彙力が格段に上がる
・英語表現の幅が広がる
・状況に応じた単語の使い分けが分かってくる
・新しい知識が得られる
Knowledge is Power!知は力なり。本は言わずもがな、色んなことを教えてくれます。新しいことを知って、”へえ、なるほど!”の数だけ自分の知識が増えていきます。それは自分の話題の引き出しとなります。是非本から得た”なるほど!”を、シェアメイトに話してみてください。知っていることは話しやすいです。しかも英語で一度読んでることは、英語で話しやすくなってることに気付くと思います。”知っていること”を増やすとコミュニケーションがもっと楽しくなりますよ。
・語彙力が格段に上がる
英語で本を読んでいると絶対ぶちあたるのが”分からない単語やイディオム”。「?」となり、読むのを途中で諦めたことも多々。毎度分からない単語を調べたりしていると、めんどくさくなるし、文章全体の流れが分からなくなっちゃうんですよね‥。そしてつまらなくなってしまう‥。なので、いちいち立ち止まって調べないことにしました!
分からない単語やイディオムがあったら、簡単に鉛筆でアンダーラインを引き、前後の文脈や単語の見た目から、”だいたいこんな意味かな?”と軽く推察します。(アンダーラインとかメモができるのが紙媒体のよいところ!)
※単語の見た目=知っている似た単語、接頭語(un-, in-, inter-等)、接尾語(-able, -ism, -less等)
それも分からなかったら、その単語が
・ポジティブなもの
・ネガティブなもの
・ものの様子をあらわしてる
などざっっくり予測して簡単にメモしておきましょう。そして次に進んじゃって下さい。
キリの良いところまで読めたら、振り返ってみましょう。
まずは全体で筆者が言いたいことは分かったか確認、それから分からなかった単語やイディオムに戻りましょう。辞書やウェブで分からなかった事を調べてみてください。メモで残した自分の推察と合ってましたか?結構外れてました?これを続けていくと、だんだんこの推察の精度は上がっていきますよ。しかも、すぐ調べるよりも結構意識しながら読めるので、単語定着率は良いと思います。
・英語表現の幅が広がる
普段自分の英語を話す時のパターンって、結構決まっちゃってませんか?話し慣れている表現、簡単な表現とかを使って話しがち‥。そんなマンネリ脱出にも読書は救世主になってくれそうです。文章内には普段自分が使わない表現がたくさんありますよね、発見がいっぱいあります。
この表現をモノにするのに、音読がとっても良い効果を発揮します。文章をまずはゆっくりでも良いので口に出してみましょう。読みつつ意味を拾いながら‥だんだん慣れてきます。全体の文章の内容が分かっていたら、尚声に出しやすいもしれませんね。何度か繰り返してみましょう。
・状況に応じた単語の使い分けが分かってくる
以前、「英語プレゼン攻略法!」でもリサーチに英文サイトを使うメリットについて話しました。同じような意味を持つ単語は複数あったりします。状況や状態に合わせた自然な単語選びにも強くなりますよ。ここまでで、お、英語で本を読んでみるのもいいかも‥?と思ってくれた方。
ではどんな本を選んだら良いのか? というところですが、これはもう本当にご自身の好きなこと、知りたいこと、勉強したいことに合わせて選んでみてもらうと良いと思います。
ただ、一点本選びで注意してほしいのが、自分の英語レベルとかけ離れてないか?というところです。単語や表現が難しすぎる本は、「楽しい!」の前に「?」の方が大きくなりすぎて挫折してしまいますし、上記で述べた単語推測がしにくくなります。なので、本屋さんに行って
”お、結構分かる!でもちょいちょい分からない単語あるなぁ”
という具合の本がを見つけられるととっても良いと思います。
うーん、読む本が思いつかないよ‥。という方には是非英語で日本を学んで欲しいです。
以前、ブログ 「Wabisabi、Ikigai‥説明できますか?」 でこんなことを書きました。
そこでは‥
と悔しい思いを顕にしていたのですが、その気持ちもあり、本屋さんで一冊の本を買いました。
“ZEN”(禅)。元々興味があったのと、学校で友達と話している時に何度か話題に上がったので、買ってみました。
坂本のブログ 「渡航までにしておくべきお勧めのこと」 でも、”日本のことに興味を持つ”ということがお勧めされています。
ここでも言われているように、海外の人は、日本独特の文化にとっても興味があります。日本人より日本オタクな友人もいるくらいです。日本の文化について聞かれる機会はこの1年3ヶ月の中でも、うんとありました。
日本文化について書かれた本は本屋で簡単に見つけることができます。今朝本屋さんでこんなの見つけました。文化、食、原宿ギャルから将棋まで。色んなトピックで日本文化を説明してくれています。面白そうですよね♫(私をスキーに連れてってまで解説されてるw)
日本文化であれば日本人のみんなが馴染みのあることなので、理解がしやすいですし単語推測もしやすいです!日本について海外の友達に聞かれた時に向けて‥ばっちり準備できそうですね♫
私は『ZEN』を読み終わって、日本の言語や、文化の美しさを改めて知ることができたり、シンプルで自然にやさしい禅の考えに触れ心穏やかになったり、シェアメイトと玄関周りの靴を毎度整えるようになったり‥と英語力以上にも小さな良い効果が出てきてます。
この時間を使って、新しい知識を本から得ながら、英語力伸ばしてみませんか?