実体験!TAFEアートコースはこんな感じ!

こんにちは!ブリスベン支店の芽衣です:)

TAFE Queenslandでコースがスタートして早2ヶ月弱‥学校にも慣れて、忙しくも充実した日々を送っています:)


オーストラリアの専門学校でアートの勉強ってどんな感じなの?と聞かれることが多いので、今日は学校や授業、気づいたことなど紹介しますね。


学校はこんなとこ!

TAFE Queensland (サウスバンクキャンパス)

学校はブリスベン、サウスバンク(South Bank)にあります。Southbankはブリスベン川がど〜んと流れ、緑が多くラグーンや可愛いカフェ・レストランが多く集まる場所です。ゆったりしていて、私はとても気に入っています。


放課後にブリスベン川を友達とさんぽしたりするのですが、それだけでかなりHAPPYになれる場所です。

学校には私が通っているビジュアルアートコースの他にビジネス、ホスピタリティ、IT、服飾などなど‥様々なコースがあり、キャンパス内でも時々実販やライブ、ちょっとしたイベントが行われていたりして、活気があります。



授業はこんな感じ!

コースによりもちろん違いますが、私は授業が週に3日あり、5科目受講しています。

・Studio:美術史やアートの基礎知識、アーティストの研究 等
・Printmaking:版画
・Ceramics:陶芸
・Painting:ペイント
・Drawing:線描、デッサン


丸一日授業がある日は9時から16時まで頭と手をフル稼働で3時間×2コマはなかなかキツイ!


■Studio


今は基礎的な知識や、近代美術史の勉強をしています。それぞれの時代のアートについて、担当する学生たちがプレゼンをしていきます。なんと‥私は明日がプレゼンDAY‼(ぎゃー!)
抽象主義というアートの歴史やテクニック、アーティストの紹介をみんなの前でします。日本語でも知らなかったことをリサーチして英語で伝える‥かなり大変です。相当ドキドキしてます。笑 しっかり準備して臨む所存です。


■Printmaking


版画は小学校以来でしたが、めちゃくちゃ面白い!新たな発見です‥!今は基本のリノカットというゴム版版画を終え、次は銅版画に挑戦します。
学校で使う彫刻刀は岐阜産!あと、ばれんって覚えてますか?
”うおー!日本の技術が世界で使われてる〜”と思ったら嬉しくなっちゃいました。



■Ceramics


陶芸も初挑戦。技法や焼成、着色の理論を学んで、自分の好きな形をデザイン、製作します。今花瓶を作っているのですが、これから着色作業を終えてまた窯に入れる予定です。

今はまた別の技法を勉強しているのでキャンドル立てを作ってみようかな〜ともくろんでいるところです。


■Painting


絵筆を使って絵を描く勉強です。今はアクリル絵の具を使って、色の調合や濃淡について、また、物の影や光を意識して描く方法を学んでいます。3時間の授業内で1つの作品を仕上げるのは至難の業で、私はいつも描き終わらず居残りすることが多いです。笑 油絵や水彩も楽しみ!


■Drawing


鉛筆やチャコールを使って物や建物を描きます。描く方法は色々あって、毎回真剣勝負です。チャコールを使った後は手も顔も真っ黒で、クラスメイトによく笑われます。同じ立体を描いていても人それぞれ味が違うのが面白い。


授業はざっくりこんな感じです。4月2週目より学校は秋休みに入るので、その前に今までの作品、リサーチ結果、アーティスト研究‥もろもろ全ての課題の提出が待っています。

な・の・で!
今、死ぬほど時間が惜しい!終わらない〜!ので、授業がない日も学校に行って課題やってます。
なめてたわけではないですが、思ったより授業と課題提出は大変です!!でも、その分意識高く頑張れるので結果オーライです。頑張った分だけ成長しているはず‥!



最後に、私が思うTAFE QLDでアートを学ぶメリットを挙げてみますね。


・のびのび勉強できる

細かい技法やテクニックも、もちろん重要だと思いますが、”まずはこの方法で描いてごらん・作ってごらん”という、このコースのスタンスが私は好きです。ほとんどの作品でテーマやコンセプトは自分で考えます。

のびのび一生懸命描いて、その間にアドバイスを先生にもらう、というやり方は窮屈でなく、オーストラリアらしいな〜と思っています。なのでみんな作品に個性が出ます。アートに正解はないですもんね。
アーティストでもある先生は、”こんな風に作りたいんですけど、どうやったらできますか?”と聞けば、的確にアドバイスをくれます。

また、授業がない時間は画材を貸してくれるので、思いっきり制作できます。


・英語力が鍛えられる


クラスは20人程。その中に留学生は私を含め3人で、ほとんどがオーストラリア人です。なので授業は、ネイティブの速さでベラベラベラ〜!っと進みます。

私は授業にかじりついていないと、すぐはぐれてしまうので、耳をかっぽじって説明を聞いています。それでも分からないこともあります。そんな時は先生に質問したり、クラスメイトにヘルプしてもらったり‥ほんとみんなに支えられているなぁ‥と思います。涙。

英語は大必須!の環境なので、やるっきゃね〜!の精神です。鍛えられますよ〜。

本心を言えば、コース前にウォームアップしたかった‥と感じます。
EAPコース(English for Academic Purpose/進学英語)のある語学学校で、プレゼンやノートテイキング、ディスカッションやライティング‥全部やりたかったです!TAFE進学をする際は、事前にしっかり英語力を高めるか、EAPコースで鍛えると良いと思います。私、めっちゃ苦戦してます。


・ローカルMateができる

幸運にもクラスメイトはみんな素敵で、個性的で、居心地が良いです。そしてモチベーションが高い学生が多いです!なので良い刺激をもらってます。
アートという共通の「好き」があるので話をするのも楽しいです。
授業や課題は本当に大変です。私ももちろん、ローカルの学生も課題提出に追われてます。「うわ〜やばい、●●終わってないから学校来なきゃ」「いついく?一緒にやろう〜」などと一緒に荒波を乗り越えてるのでMate精神(!)が更に強くなります。

かといって、最初からみんなと仲良くなったわけではなく‥

初期は東京支店杉原のブログを読み返してめっちゃガッツでました。
▼ネイティブと関係を築くために工夫していた3つのこと
引用※まずは仲良くなりたい!この人たちは仲間だというMate精神を持つことが大事。

Mate精神と積極性…本当に大事です。
この2ヶ月を振り返ってみて私が特にやっていたのはこの4点。

・名前を覚える
・挨拶+何か話しかける
・クラスメイトの作品、良いと思ったところを直接素直に伝える
・何事もとりあえず全力で取り組む

初日はビビってた私。でもこれをしていたら話せる友達が増えていって、学校がどんどん面白くなってきました。

そして、キャンパス内は私のコース以外でも日本人の学生をほとんど見かけません。(私まだ一度も会ってない‥)多くのローカルの学生たちとだんだん絆を深めていく経験ができるのもこの学校の魅力だな〜と思います。

また学校のことレポートさせてください:)
さ〜今週も頑張るぞっ。えいえいおー!

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

昨年はTAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する