10月2日から「夏時間−デイライトセービング」が開始します。

日本の22倍の大きさがあるオーストラリア、国内でも時差があります。

さてキャンベラ、シドニー、アデレード、ホバート、メルボルンなどでは2016年10月2日の午前2時より「夏時間」が適応され、現地時間がこれまでより1時間進みます

今まではクイーンズランド州のケアンズに住んでいたので、この「冬時間」や「夏時間」とは無縁の生活を送っていたのですが、メルボルンに引っ越して来てからは毎回困惑する事になります。最近の携帯電話は自動的に現地時間が変わってくれるので心配はありませんが、家の中の掛け時計や腕時計、目覚まし時計などうっかり変更し忘れると大変な事になります。

ですが、夏時間になるとメルボルンでは一番日が長い時で夜の9時頃まで明るくなります。お仕事が終わっても、今から何か出来るのではないか♪とワクワクしてしまいます。ただなぜ1年でコロコロ時間を変えるのか不思議だったので、ちょっと調べてみると面白い結果がわかりました!

夏時間の目的と効果
●明るい時間を有効に使えるので照明の節約になる。
●交通事故や犯罪発生率の低下。
●活動時間が増える事による経済の活性化。
●午後の日照時間が踏める事による余暇の充実

なるほど〜!3番と4番目に関しては納得が出来るのですが、反対論もあるそうです。
夏時間導入に対する反対論
●明るいうちに帰宅すると、暑い時間を家で過ごす時間が長くなることから冷房による電気の使用量が増え、照明の節約効果以上にエネルギー消費量が増える。それにより、かえって電気代も増えることになる。
●時刻切り替え時に一時的に交通事故が増加するという報告もある。カナダブリティッシュコロンビア州では夏時間導入直後の月曜日には変更直前の月曜日より交通事故が平均で23 %増加するとして注意を呼びかけている。

1番目は切実な家計の問題ですし、カナダにおいては私の様にうっかり家の時計の時間を変更せずに急いで目的地まで行く人が多いのでしょうか?

皆さんも1日の寝る前に家の時計などは全て1時間早めてから休まれて下さいね!

長谷川 由華 / Yuka Hasegawa

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 N1067)。オーストラリアのメルボルン在住。大学時代、自分より成績や英語が堪能な人が沢山いる中で、自分が就職競争の波に乗れるのか自信が持てず悩む。英語試験の結果で勝てないのであれば「使える英語/コミュニケーション能力を身に付ける」ことが重要という考えに至り、就職活動にいそしむ友人たちをよそ目に、留学計画を開始。かねてより夢であったツーリズム(旅行学)を学ぶため、大学卒業と同時にケアンズへ。日中は専門学校、朝&夜は現地旅行代理店でのアルバイトに精を出し、睡眠不足になりながらも2年後に無事卒業する。その後、アルバイト先の代理店でビジネスサポートを受け、2008年に永住権を取得。このカウンセラーに質問する