10月に入ってようやく暖かくなってきたアデレード。実は私、ちょっとワクワクしています。なぜなら、デイライト・セービング（夏時間）が始まるから♪
日本語やイギリス英語ではサマータイム（Summer Time）と言いますが、オーストラリア英語やアメリカ英語ではデイライト・セービング（Daylight Saving）です。イギリス英語の影響が強いオーストラリアで、なぜこれだけアメリカ英語の影響を受けているかは謎ですが、10月7日から来年の4月7日まで1時間時計の針が進みます。
オーストラリアにはデイライト・セービングを実施している州とそうでない州があり、これまで私が生活していたQLD州とノーザンテリトリーは「そうでない州」だったため、これが初めてのデイライト・セービングなのです。
スマートフォンなどはきちんとエリアを設定しておくと、自動で切り替わるらしいので、その瞬間を見てみようと思っています(*´艸｀*)ただし、行われるのは夜中の2時。。。起きれるかな？（10月7日午前2時が同日午前3時になります）
6年前の話になりますが、当時私はノーザンテリトリーの陸の孤島とも言える場所で働いていました。半径300ｋｍは携帯電話の電波を受信できる場所がなく、Wifiはかろうじて小さなショップの前で使えるだけといった場所。ある朝、携帯や時計の設定によって時計が進んでしまった人とそのままの人がおり、ちょっとしたパニック。途中で誰かがデイライト・セービングに気づいたものの、今度はノーザンテリトリーが該当しているかどうかわからず、私が持っていたガイドブックにもなぜかノーザンテリトリーだけデイライト・セービングの記述がない！しかも、一緒に働いていた人のほとんどがワーホリだったため、半年前を知る人がおらず、「仕事に遅刻かも（汗）」とちょっとした事件でした（苦笑）
また、デイライト・セービングといえば、私が通っていたサザンクロス大学ゴールドコースト・キャンパスはQLD州とNSW州の州境にあったため、この時期になると「授業やテストはQLD時間で行います」という掲示がいたるところに貼り出されていたのも懐かしいです。QLD州とNSW州は通常は同時間帯なのですが、NSW州のみデイライトセービングが実施されるため、この時期だけ1時間ズレるのです。ちなみに、こんな掲示がされていても、オンライン講義などをNSW時間で行う教授がいたりして、セットアップしたら講義が終わりかけというのも学生のあるあるでした(^.^;（講義は録画されているので見逃すことはありませんでしたが。）
デイライト・セービングが実施される地域にいる人は今のうちにスマートフォンやノートパソコンなどのエリア設定を確認しておきましょう。アナログの腕時計などを使っている人は10月6日の就寝前に変更しておくのがオススメのようです。私もアナログの腕時計を使っているので、忘れないように気をつけなければ…街中の時計やデジタル機器の時計の一部は自動で切り替わらないものもあるそうなので、スマートフォンが頼りになるかもしれませんね。
特に、10月7日にアルバイトのシフトに入っている人、10月6日から7日かけて飛行機などに乗ったりツアーに参加したりする予定がある人、州を跨いで移動する予定がある人などは十分に注意してくださいね！
＊デイライト・セービングが実施される地域：NSW州、VIC州、TAS州、SA州、ACT
