あなたの○○預かります

日本でもショッピングセンターなどに行くと子供が遊べる施設や、一時預かり所のような所がありますよね。オーストラリアもそういった施設は充実していて、この国の子供たちは楽しそうだな〜と思いながら見ています。

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さて先日、ゴールドコーストにあるハーバータウンというアウトレットのショッピングモールで買い物をしていた時に、面白いサービスを見つけました。その名も・・・

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HUSBAND DAY CARE CENTRE(ハズバンド・デイケア・センター)

デイケアは通常子供を預かってくれる場所ですが・・・なんとここは"旦那さんを預かってくれる場所"と書かれてます!!
その下には下記の記述が・・・

Need time to yourself?(一人きりの時間が欲しい?)
Want to go shopping?(お買い物に集中したい?)
Need time to relax?(リラックする時間が欲しい?)

Leave your husband with us...(だったら、旦那さんのお世話は私たちに任せて!)


実はこれ、ショッピングセンター内にあるCrema Espressoというカフェの宣伝看板なんです。

女性の方がお買い物に時間がかかるのは日本でもオーストラリアでも同じ。夫婦でお買い物に行って「似たようなBagを持っているじゃないか」「全てのお店を回る必要ないよ」などといちいち言われて面倒だな・・・と思う妻たちの心に語りかける、上手い戦略ですよね。

(一方で勝気なオージー妻に引きずられ、カフェに置き去りにされ、数時間後に荷物を持たされ車に運ぶオージーハズバンド・・・こんな光景も目に浮かびますが(笑))

Crema Espresso自体はオーストラリア各所にある普通のカフェなのですが、広大なアウトレットショッピングセンター内にあるという立地を生かしたこの広告、とても良くできているな〜と思いました。

ただ看板以外は普通のカフェなのはちょっと残念、、、。ぜひ次のステップとして、このカフェにテレビを設置してスポーツを流し、ビールを販売して欲しいと思います!(スポーツとビールがあれば、オージー夫たちが自ら預けられにくるでしょう)

関川 祐利弥 / Yuriya Sekikawa

【育休中/2024年12月ごろ復帰予定です】豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I094)。ゴールドコースト在住。北海道出身。中高時代、海外の学園ドラマの影響を受け「私もあんな生活がしてみたい!」と16歳でアメリカへ交換留学。ところが現実は理想とは異なり、公共交通機関一切なしのド田舎でのサバイバル生活。1年後、人として、また体型もひと回り成長して帰国。その後、日本の大学を卒業。人材コンサルティング会社勤務を経て、留学業界へ転職。…をしたつもりが、勤務支店が本社に吸収され職を失う。しかしピンチの時には、過去の留学で培ったサバイバル精神が役立つもの。「これは、もう1度海外へ行けということか!」とポジティブ思考で南国オーストラリアへ。現在は、ビーチから徒歩3分のゴールドコーストオフィスで留学カウンセリングと現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する