ロックダウン後のメルボルンってどんな感じ??

6月から大分コロナウィルスの規制が緩和され、街も少しだけ活気があふれています。オーストラリアは都市によっても感染率も変わりますし、規制の内容は変わりますが、メルボルンは他州よりも少しだけ慎重に緩和がなされてますが、それでもカフェやレストランなどは開きはじめました!

本日は2ヶ月以上のロックダウンを終えたメルボルンの街の様子を皆様にご案内しますね!

▼現在のビクトリア州の感染者数

6月12日午後12時の時点の感染者数や検査数です。


毎日の新規感染者は最近はゼロから10人前後となっております。とはいえ、ステージ2になってから約2週間経ちました。

▼どんなことがOKになったの?

ビクトリア州の規制の緩和は1~4段階に分けられていて、現在2段階目です。

<6月1日から緩和された内容>
(1)自宅への招待,最大20人(居住者含む)まで。
(2)屋外や屋内の公共の場での集まりは最大20人まで。
(3)レストラン,カフェ,パブで最大20人まで接客できる。酒類提供は食事と一緒の時のみ。
(4)友人の家に宿泊できる。
(5)キャンプ場,キャラバンパークやツーリスト宿泊施設の再開。但し,キッチンやバスルームなどの共有スペースの使用は禁止。
(6)ギャラリー,美術館,国営施設,屋外公園や動物園等は1つの場所に最大20人まで。
(7)図書館等,コミュニティ施設は1つの場所に最大20人まで。
(8)屋内・屋外プールは最大20人まで。1つのレーンには最大3人まで許可。
(9)屋外スポーツ活動は最大20人まで(インストラクターを除く)。
※詳しくはこちらをご確認ください。


▼6月22日から少しだけ規制を厳しくしました【追記しております】

※6月21日の感染者数や検査数です。
先週から少し増えているので、6月22日より少しだけ規制が厳しくなります。

<6月22日から引き締めされる予定の内容>
(1)自宅への招待は5人までに制限されます。屋外は,家族や友人と最大10人まで集うことが可能です。
(2)施設での上限数引き上げが延期されます。7月12日(日)まで,レストラン,パブ,オークションホール,公民館,図書館,博物館,礼拝所などは最大20人までに制限されます。
(3)6月22日(月)から再開する予定のジム,映画館,劇場,TABなども,最大20人までに制限されます。
(4)子供たちのための地域スポーツと大人たちのための非接触競技は引き続き可能であり,変更ありません。
(5)スキーや共同スペースのある宿泊施設はオープン可能になりますが,安全対策の強化が求められます。


▼シティの様子

最近の市内の様子ですが、4−5月に比べるとお店もたくさん開いていますし、人通りも増えては来ています。とはいえ、まだコロナウィルス前の混み合いとは全然違い、パラパラという感じです。なのでソーシャルディスタンスは簡単に取れますよ!

▼駅の様子

こちらは長距離電車も走っている「サザンクロス駅」です。時間によってはまだ閑散とはしていますが、それでも電車もしっかり走っているので不便はありません。

▼図書館の様子

ドックランズにある市立図書館に行ってきました。

入り口にはスタッフが立っていてまずはどのような用事なのかを聞かれて、名前と電話番号を確認されます。これは今後感染があった時にどのような方が出入りしていたかを把握しておく為だそうです。

図書館はオープンしていますが、決められた時間内での本の貸し借りや、パソコンやプリンターの使用のみに限られており、まだ以前のように中で勉強したりはできません。

また本は借りるか戻すだけで、本棚を見て迷うことは出来ませんので、予めご自宅から予約して、引き取りの準備が出来たら出向いてください。ただ、予約したい本があればスタッフに伝えて図書館内で予約してもらうことは可能です。

【図書館でできる事】
●予約した本の受け渡し
●最大20分のコンピューターの使用
●図書館スタッフとの最大10分の接触
●図書会員への登録

詳しくは各図書館のウェブをご参照ください!
市立図書館 *6店舗あり、営業時間も様々ですのでウェブで事前にご確認ください
州立図書館 *6月15日より10:30~13:30と14:30~18:00の間で事前予約対応で営業開始

▼飲食店の様子

ドックランズと市内の両方の様子を見てみましたが、6−7割程のお店がオープンしている様子でした。ですが、冬に入って大分寒くなってきたメルボルンでは外席に人が座っていることがまだ少なく、外から見ていると活気がなさそうですが、中には結構人が入っている!ということもあります。

こちらはメルボルン支店の直ぐ横にあるレーン「Equitable PL」。コロナ前のランチタイムはたくさんの人が食事やお持ち帰りを楽しんでいた賑やかな通りです。まだ人通りは少ないですが、半分ほどのお店はオープンしてました! 近隣のオフィスに人が戻ったら今後もっと増えてくるとは思いますので8月くらいはまた様子が変わってくると思います。

こちらはリトルコリンズ通りのカフェ。天気がよかったので外席で楽しんで居る方もいました! メルボルンはガスストーブなどが設置されて冬でも外席が人気です。早くもっと人数が増えてガスストーブも設置してくれるといいですね♪ ちなみに私は冬の暖かい外席に座るのが大好きです。

スターバックスにも寄ってみました。こちらはある程度の人が店内でも座って飲食していました。マスクをしているスタッフはいなかったのですが店内にはしっかり間隔制限のマークもついているので、しっかりソーシャルディスタンスを保てます。

どこのお店もほとんどありますが、スターバックスにも消毒剤は常備してありますので、店内でも手を消毒して飲食が可能です。

▼安全にそして徐々に楽しんでいきましょう!

ステイホームを政府もまだ推奨していて制限もあるので、レストランへの出入り人数は少ないですが、それでも飲食店がオープンすることで街に活気が少しずつ出てきています。ローカルのお店を応援するという意味でも、しっかりルールを守りながら少しずつ私もお持ち帰りから利用を始めています。

また、一部のレストランでは店内提供の再開に伴い人手不足が発生しているようですので、今後もう少し活気づいたら求人が増えてくるかもしれないのでお仕事を探しておられる方は求人情報は注意してみておいてくださいね!

それでもまだ完全な油断は禁物です。もうすっかり習慣になっているとは思いますが、今後も変わらず「手洗い・うがい、ソーシャルディスタンス」を徹底していきましょう!

少しでも体調に異変を感じたら外出しないことも大切です。

また、追跡アプリをまだダウンロードされていない方は「新型コロナ感染追跡アプリを使おう」をご参考にダウンロードしてみてくださいね。

収束に向かって随分目の前が明るくなってきました。元の生活に戻るまで、あともう少しと信じてみんなで頑張りましょう!


ちなみにこちらは図書館近郊のドックランズの景色。天気のいい日と夜景は格別に綺麗ですよ〜。オススメですのでお時間あったら是非お散歩してみてください!

最後にメルボルン支店は引き続き、リモートワークで皆様のサポート、お問合せにお答えしています。オフィスに戻る予定はまだ正確には決まっておりませんが、8月頃を目安に考えております。決まりましたらまたご報告させていただきますので、メルマガやFaceBookの投稿を引き続きご確認くださいね。

早く対面でお話するのがとても楽しみですが、もうちょっとだけ先にはなりそうです。

大橋 麻衣子 / Maiko Ohashi

オーストラリア、メルボルン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I138)。初めての留学は、シドニーでの短期留学。その後、パースでのワーキングホリデー生活を経て、2006年 ゴールドコーストで、調理師とホスピタリティーの専門学校に進学。レストランで調理師として3年働いた後、キャリア転換でメルボルンへ。日本での事務と接客経験、そしてオーストラリアでの留学経験を活かすため、現職に就く。シドニー、パース、ゴールドコースト、メルボルンと、ほとんどの主要都市で暮らした経験から、都市によって色の違うオーストラリアの良い点・悪い点も含めた留学カウンセリングを行う日々。このカウンセラーに質問する