オーストラリアのコロナウイルス対策と隔離

2020年2月には「遅くとも年内には国境オープンするのでは」と言われていたのですが、世界のコロナウイルスの状況がまだ落ち着かない2021年のスタートとなりました。

現時点で、西オーストラリア州では、週に約2,000人ペースで外国から帰ってくるオーストラリア人、永住権保持者の受け入れを行っています。

そして、隔離先が無い場合、指定ホテルでの2週間の隔離が必要となります。


◎パース空港到着時にマスク着用必須。
日本ではマスクをしていることが普通ですが、パースでマスクをして歩いている人はほぼ見かけません。
(というのも、現在感染している患者さん12名は市中感染ではなく西オーストラリア州以外から入州してきた人たちで、現在隔離されているため)

先日、日本に帰国する留学生の方とカフェに行ったのですが、マスクはせず、普通におしゃべりをしても大丈夫○

ですが、空港到着者は必ずマスク着用が義務付けられています。

◎警察車両に先導され、隔離先ホテルまで移動
警察官と一緒に隔離先ホテルまで移動。警官ももちろんマスクをしています。ホテルの前に到着すると、移動バスの前後を警察車両が挟み、誰も逃げ出さないように?目を光らせています。

◎隔離先のホテルで
ホテルではきっかり2週間の隔離が必要とされており、その間は一歩も外に出ることはできません。食事はドアの前に置かれ、ノックをしたら配膳スタッフは脱兎のごとく去っていき、部屋の中に入ることはありません。もちろん2週間部屋の清掃も無し。

かなりストレスが溜まりそうです。せめて窓からの景色がいい部屋ならラッキーですが、隣のビルの壁を眺める部屋に当たってしまったら悲劇です。

つまり、このぐらい徹底したものがオーストラリアの「隔離」。

1月7日にブリスベンのあるクイーンズランド州で隔離先に指定されたホテルのスタッフ一名がイギリス変異種のコロナウイルスに感染した際、翌日にはクイーンズランド州から西オーストラリア州への入州が制限されました。

これはどういうことかというと、東京都で感染者が1名発生!→福岡県では東京都からの渡航者を受け入れません、ということと同じ。つまり日本で例えるなら感染者のいる県から来県することを許可せず、県境を管理する、という意味です。

オーストラリア各州は、外国からだけではなく、他州からの渡航者に対して、県境を開けたり閉じたりしているのです。

そして、決定がとにかく早い!

前述のクイーンズランド州で感染者が発生した際に、「西オーストラリア州、速攻で対応するだろうな」と思っていたら、やはり翌日には対応策が発表されました。

オーストラリアのコロナ対策は、スピードと確実さが徹底されています。

またパースのコロナ対策として、感染源を特定しやすいよう、レストランやカフェで飲食する際には、Safe WAというアプリか、レストランに用意されている紙に名前と連絡先を登録する必要があります。
レストランも罰則があるため、うっかり忘れると「Safe WAに登録した?」と聞いてくれるので安心。

アプリを使うと、レストランに用意されているQRコードをスキャンするだけで、とっても簡単。コロナ対策を多くの人に守ってもらうためにも、簡単だということは大切だと思います。

コロナ感染を食い止めたいオーストラリアの徹底ぶりには驚きますが、パースの場合、ソーシャルディスタンスを取りやすいという環境が有利に働いていることも確か。

パースはそういう意味でも住みやすい街ですよ。

早川 真由 / Mayu Hayakawa

オーストラリア、パース在住。豪政府公認留学カウンセラーPIER認定資格保持(QEAC登録番号:I005)。オーストラリアにワーキングホリデーで渡航したのが、私の初めての留学でした。そこで感じたことは「留学は生活」。留学には、短期の観光とは違う「日々の生活」があります。一人で海外生活をすることは、初めての日本での一人暮らしを数倍タフにした感じ。日本を出発する前は分からなかったけれど、最初の一年で最も学んだことは「ライフスキル」だったかもしれません。でも、このライフスキルは人生においてどんなに役立つことでしょう。留学の醍醐味は、勉強だけでなく、自分の人生を強く、豊かにしてくれるところにもあります。

留学はチャレンジを止めたらおしまいです。学校に通って勉強するだけなら誰にでもできます。でも「勉強プラス何ができるだろう」と考え、積極的に行動することで、人と違う経験ができるチャンスがあるのです。いつもフレッシュなチャレンジ精神を持って、考えて行動する留学生活を送れば、きっとFruitfulな結果が待っていることでしょう。このカウンセラーに質問する