オーストラリアの年末年始

留学に来て皆さん楽しみにされるのが、真夏のクリスマスとお正月。
オーストラリア人もこの時期を「Festive Season」と呼び、長期休暇を取ってのんびりする季節です。

そんなオーストラリアのクリスマス、12月25日は1年で最も大切な日。
この日と翌日26日のボクシングデーはオーストラリアの祝日で、お仕事もお休みです。
25日はクリスマスランチを家族でとるのが習慣ですが、場所は自宅、公園やビーチ、スワンリバー沿いでピクニック、レストランなど様々。


お金をかけなくても楽しめるのがパースのいいところ。


わざわざ高いレストランに行かなくても、持ち寄ったプレートをシェアしたり、BBQをしたり、オーストラリアのクリスマスは家族で過ごす大切な日です。


26日もボクシングデーで祝日ですが、この日から大バーゲンが始まり、1月半ばまで続きます!
人気のお店の前には行列ができるほど!
のんびりしているパースも特に年末まではショッピングをする人たちでシティも混雑します。

大晦日はカウントダウンのため、レストラン・パブ・クラブがあるノースブリッジエリアにドレスアップして行く人たちも。
家でも夜中まで起きてパーティーをしながらカウントダウン、そして1月1日はもちろん祝日、大晦日の疲れもあり、またまたのんびり過ごします。
オーストラリアには「三が日」の習慣は無いため、1月2日からお仕事がスタート。(元日が土日の場合は振り替え休日でお休み)
このクリスマスから1月にかけては、皆、仕事を休んでいるので、道行く車も少なく、街全体がのんびりです。

そんな中、私はマンジュラにある友人宅に遊びに行って来ました。
マンジュラはパースから電車で1時間ほど、運河沿いの小さな街。


カニが捕れることでも有名で、毎年3月にCrab Festが開かれることでも知られています。

友人宅は運河沿いにあり、家の裏手から網をたらしてカニ捕りができるそう!


またカヤックで運河をのんびり周遊もできるそうです。日本人の感覚だと家にプールがあったり、カヤックがあるなんてお金持ちの娯楽!と思いがちですが、パースでは一般の家にもプールやカヤック、・カヌー、キャンピングカーがある家は珍しくありません。
アウトドア大好きのオーストラリアらしいアクティビティですね。

オーストラリアの年末年始。
留学中の皆さんもそれぞれ楽しんで、たくさん思い出を作って下さいね!

早川 真由 / Mayu Hayakawa

オーストラリア、パース在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I005)。オーストラリアにワーキングホリデーで渡航したのが、私の初めての留学でした。そこで感じたことは「留学は生活」。留学には、短期の観光とは違う「日々の生活」があります。一人で海外生活をすることは、初めての日本での一人暮らしを数倍タフにした感じ。日本を出発する前は分からなかったけれど、最初の一年で最も学んだことは「ライフスキル」だったかもしれません。でも、このライフスキルは人生においてどんなに役立つことでしょう。留学の醍醐味は、勉強だけでなく、自分の人生を強く、豊かにしてくれるところにもあります。

留学はチャレンジを止めたらおしまいです。学校に通って勉強するだけなら誰にでもできます。でも「勉強プラス何ができるだろう」と考え、積極的に行動することで、人と違う経験ができるチャンスがあるのです。いつもフレッシュなチャレンジ精神を持って、考えて行動する留学生活を送れば、きっとFruitfulな結果が待っていることでしょう。このカウンセラーに質問する