メルボルンで桜?鑑賞(バンクシア・パーク)

10月も半ば。大分暖かくなってきたメルボルンでは、散歩しているときれいな花がいろいろなところで見ることが出来、お散歩も楽しい季節がやってきました。

メルボルンには日本から寄与された桜の木々を植樹している公園が2つあります。以前3年前のブログでも紹介しましたが、ダンデノン丘陵ボタニックガーデンもその一つです。

過去のブログはこちら⇒ダンデノンで春を感じる!?

ですが、ダンデノン丘陵ボタニックガーデンよりも、もっと有名で身近な桜をみれる場所が、市内近郊にあります。桜の木が65本以上あると言われている"バンクシア・パーク(Banksia park)"を本日は紹介します。

どこにあるの?

メルボルン市街地から見て東部に位置するブリーン(Bulleen)にあります。メルボルン市街地からも車で約30分、約14キロ先となりますので、気軽に行ける場所にあります。

交通機関使用だと、Heidelberg駅から903のバスに乗り換え、Bridge St/Manningham Rdで降車したら徒歩2分でバンクシア・パークまで行くこともできるそうです。


ただこの公園とっても広いので、車で行けるのであればその方が便利だと思います。私も車で行きましたが、公園はとても広く、駐車場もたくさんあるので、最初は桜がどこにあるのかわかりませんでした。公園内で迷ったら公園内の地図をみてください! 場所はCherry Groveを目指します!

バンクシア・パークの桜の歴史

1980年2月に日本政府は当時の日本首相のビクトリア州訪問を記念して、ビクトリア州に100本の桜の木を寄贈しました。それから40年、寄与された桜の木達は病気や干ばつ、移転などと戦いながらも、ボランティアグループやパークス・ビクトリアのレンジャーたちによって今も維持・管理されています。
Parks VictoriaのWEBより写真参照

また、2015年から毎年10月中旬には”The Sakura Picnic Day in Banksia Park”という、春を祝い、メルボルンの多文化をアピールするためイベントが行われていますが、残念ながら去年と今年はコロナウイルスのため、イベントはキャンセルされたそうです。
Parks VictoriaのWEBより写真参照

毎年開花時期も変わりますので、満開時に行きたい方は、下記Facebookページをフォローしておかれることをお勧めします!

Cherry Groveに到着!

一番近い駐車場から 徒歩5−10分で、桜が見えてきました! 目印もしっかりありました。

私が行ったのは10月中旬ですが、今年は10月9日に"満開の見頃!"だっだそうなので、満開の1週間後でした。その間に雨もたくさん降っていたので、散っている木も多かったですが、それでも美しい桜を見ることができました。

毎年ずっと行きたいと思いながらタイミングをずっと逃し、実は今年が初めての訪問でした。

行った時期やその年度の気候にもよるかもしれませんが、ダンデノンの桜と比べて、花のつき方や満開度がバンクシア・パークの桜のほうがいいように感じました。日本にいるような気分で、お花見ピクニックまでして、桜を存分に楽しみました?☕?

留学中に日本が恋しくなってもここに来れば、日本が少し身近に感じることができますね。

桜だけじゃない、見どころ満載のバンクシア・パーク

桜も有名ですが、この公園、とりあえず広くていつも賑わっています。ハイデ近代美術館(Heide Museum of Modern Art)があったり、公園内を散歩しながら、アーティストが作った彫刻や作品を探したり、ミニ迷路のようなものもありました。 大人から子供まで楽しめる公園です。

公園内にある庭も素敵で、綺麗に手入れされた美しい花もみることが出来ます!

桜の木の近くでは、鳴き声が笑っているように聞こえるワライカワセミ(英語名はKookaburra)がツガイで木に遊びに来ていました。市街地は都会ですが、30分もドライブすれば、こんな美しい自然に簡単に触れられるのもメルボルンの良さです!

春だけでなく年中美しい花がメルボルンのあらゆる公園で管理し、手入れされていますので、オーストラリアの公園は心が和み、訪れる価値ありです。私の癒やしスポットでもあります。是非メルボルンに来たときには公園巡りをしてみてくださいね!

大橋 麻衣子 / Maiko Ohashi

オーストラリア、メルボルン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I138)。初めての留学は、シドニーでの短期留学。その後、パースでのワーキングホリデー生活を経て、2006年 ゴールドコーストで、調理師とホスピタリティーの専門学校に進学。レストランで調理師として3年働いた後、キャリア転換でメルボルンへ。日本での事務と接客経験、そしてオーストラリアでの留学経験を活かすため、現職に就く。シドニー、パース、ゴールドコースト、メルボルンと、ほとんどの主要都市で暮らした経験から、都市によって色の違うオーストラリアの良い点・悪い点も含めた留学カウンセリングを行う日々。このカウンセラーに質問する