ブリスベン・クイーンズランド州のプール事情!

私が最近感じた「ブリスベンの良いところ」。

それは・・・・

「公共プールがたくさんあるところ!」


です。

ん???となる方もいらっしゃるかと思いますが、東京・関東圏でストレスなく泳ぐことが出来るプールを見つけることが出来なかったため、ブリスベンのプールの数・環境は良いところに入るな・・・と改めて感じました。
Spring HillにあるCentenary Pool。すごい雨が降る中練習し、終わったらダブルレインボー!

ブリスベンの良いところと書きましたが、もしかしたらクイーンズランド州の良いところに繋がるかもしれませんが、今日は私が通っているブリスベンのプール事情についてお伝えしたいと思います。

私のスイムレベルを記載しておくと、どのレベル目線で書いているかが分かると思います。ちなみに400m自由形のベストが5:12なので、そこまで速くはありません。

※ストレスなく泳ぐことが出来る=人数が多すぎない、レーン毎にきちんとコースロープが張られている、折り返す際に同じレーンでターンが出来る、自分の使いたい道具が使えるという意味で書いています。

①利用料金が安い&時間制限なし!

私がよく行くプールは、
QUT Gardens Point CampusのPブロックにあるYMCA Brisbane
Spring HillにあるCentenary Pool
Fortitude ValleyにあるValley Pool
です。

QUT(クイーンズランド工科大学)はチームの練習で、CentenaryとValley Poolは個人的に練習する際に通っています。

CentenaryとValley Poolの1回の利用料金は5.7ドル(1ドル80円計算で約456円)。Centenary Poolでよく購入する125ドルのチケットは、25回行くことが出来るので、1回5ドル(約400円)になります。

QUTは1回利用だと6.5ドル(約520円)、学生だと5ドル(約400円)。

UQ(クイーンズランド大学)にあるAquatic Centreは、1回6.5ドル、UQ生は5ドル(約400円)です。

ちなみに、私が東京・神奈川でストレスが少なくメニューをこなすことが出来ると思ったのは、横浜国際プール。ここは、Tokyo 2020でGreat Britainチームの合宿プールとなっています。

横浜国際は、チケットをゲートに入れた時間から再度ゲートを通るまで2時間で800円。2時間超えた場合は超過料金が掛かりますが、ブリスベンのプールは制限時間なし。ブリスベンのプール費用が安いことが分かると思います!

実家から横浜国際までは、バスと電車2回乗り継ぎ1時間半。上記挙げたプールは、Brisbane Cityから自転車で約10〜30分です。

②費用は安いけど、設備は抜群!

Valley Pool

プール利用料は安いですが、ほとんどのプールが50mプールと長水路!25mプールで育った私は、最初50mプールで毎日泳ぐことが出来ることにびっくりしたことを今でも覚えています。

25mで泳ぎたい!という方は、UQには25mプールが用意されていますし、Valley Poolも4コース分を分割して8レーン分25m用にしています。

写真で見て頂いて分かるかと思いますが、サンシャインコースト、ゴールドコースト含めブリスベンもですが、クイーンズランド州のプールはほぼ屋外です。えぇ、冬でも屋外で泳ぎますよ

温水プールなので、冬でも問題ありません。外にいるより水の中に入った方が温かい!

QUTのみ室内プールですが、ここは水温がとっても低いです。屋外プールの水温が25度前後だとしたら、QUTのプールは23度かもうすこし冷たい気がします・・・。(これは私の体感温度ですが)

そのため、日本人は室内の方が良い!と思いがちですが、ブリスベンの場合は屋外プールの方が泳ぎやすいです。これは行ったら分かります、QUTのプールの水、本当に冷たいです。。。ちなみに日本のプールの平均水温は28~31度です。(私調べですが)

雨でも外で泳げますが、やはり雷が鳴ってしまうと屋外プールの場合は、1時間半水に入ることが出来ません。

夏はしっかり焼けるし、髪の色も塩素でやられてしまいます・・・

③道具は使いたい放題!

私が今まで1人で行ったプールで、水泳に関する●●の道具を使ってはいけません・・・という表記を見たことがありません。

そのため、日本のプールでは使用禁止されることが多いフィン、プラスティック製パドル、時計、シュノーケル、ドリンクボトル、携帯等を持ち込み、練習をすることが出来ます。

フィンやパドルはこのレーンのみで、等の表記もないので、自分のレベルに合わせたレーンで、自分のやりたいメニューをこなすことが出来ますよ。

日本の公共プールに行かれたことがない方は分からないかもしれませんが、私が行ったプールは個人で利用する場合は上記の道具はすべて使用禁止です。

④個人・チームに開放しているプール!

QUTのプール

オーストラリアの公共・学校所有のプールは、一般にも開放しているため、スイミングクラブ所有のプールではなく、Centenary PoolやValley Pool等で決まった時間にクラブチーム単位で貸し切り、練習をしています。

もちろん、子供用のスイミングクラブ専門という施設はありますが、それ以外スイミングクラブ専用のプールは見たことありません。

そのため、Centenary Poolでも朝4時から練習しているチームもありますし、午後になると中高生向けの練習が始まり、夜は大人用プログラムを開講しています。全部別々のスイミングクラブです。

Centenary Poolは8レーンあるので、6レーンはチーム練習用、その他2レーンを一般開放という時間帯もあります。こういう時間帯に行くと1レーンの人数が多いことがあるので、使用状況を受付で確認することも良いかもしれません!

夏の時期になるとValley Poolでは土曜日に水球大会が、その他のプールでも大会に使用されることがあるので、行く前にチェックしたほうが良いかもしれません!

⑤1レーンの人数は少ないです!

UQのAquatic Centre。雨の日なので、いつもよりも少なめでした。手前に50mプール、奥は25mプール。

時間帯にもよりますが、1レーンで多くても4〜5人。5人と同じレーンで泳ぐことはありませんというくらい、人は多くないのでストレスなく自分の練習が出来ます!

レーンは、Fast, Medium, Slow, Recreationとなっているので、自分のレベルに合わせたレーンに入りましょう!ただ、人数の少ないときは人数が少ないレーンに移動をしのんびり泳いでいる方もいるので、そこは譲り合いです!

Recreationはレクリエーションということで、もちろんぷかぷか浮くことが出来ますが、水深が深くて水中ウォーキングは出来ない気がします。

⑥プールが開いている時間は早朝から!

年中朝5時またはそれよりも早くから開いているところが多いです!そのため、閉まる時間は日本より早く平日は19時半または20時(金曜日は18時)、土日は18時などです!

Spring HillにあるCentenary Poolの営業時間
Monday: 5am-8pm
Tuesday: 5am-8pm
Wednesday: 5am-8pm
Thursday: 5am-8pm
Friday: 5am-6pm
Saturday: 7am-6pm
Sunday: 7am-6pm
Public holidays: 9am-5pm except for Anzac Day when the pool opens from 1-5pm. Closed Christmas Day.

UQにあるAquatic Centreの営業時間
Monday: 4:30 AM - 8 PM
Tuesday: 4:30 AM - 8 PM
Wednesday: 4:30 AM - 8 PM
Thursday: 4:30 AM - 8 PM
Friday: 4:30 AM - 6:30 PM
Saturday: 5:30 AM - 7 PM
Sunday: 7AM - 6 PM

朝早く行く人いるの?います。朝5時や6時から泳ぎ始める方は意外に多いですよ!7時に行くと、ちょうど早朝から泳ぎ始めた方と入れ違いということもしばしば。

※プールに行く時の注意点※

・日本のように、返却式コインロッカー&腕に巻く鍵はありません!そのため、皆さんプールサイドやロッカーにそのまま荷物を置いています。もちろんロッカーはありますが、有料で誰も使用したところを見たことはありません!

・自転車でプールサイドまで行けるところもあります!Centenary PoolやValley Poolは入り口に入ったらそのままプールなので、自転車を敷地内に持って入ることが出来ます!

ただ、QUTのプールは室内のため、それをすると怒られるので自転車で行かれる場合は鍵を持っていきましょう!(マネージメントが変わるまでは良かったんですけどね)

・日本は右側通行で泳ぎ、折り返しますがオーストラリアは左側通行です!そのため、ターンがしにくい&長年身についたものは直せないので、ターンの際はご注意を!

ちなみに、私が行って一番感動したのはゴールドコーストのMiamiにある18レーンもあるMiami Aquatic Centre
18レーン、全て50mプールですよ。贅沢過ぎて贅沢すぎて、ゴールドコーストが一気に好きになった瞬間です!(写真の右側に8レーンあります)

そして今行ってみたいのは、私が今一番好きなオーストラリアの競泳選手の名前がついたThe Emily Seebohm Aquatic Centre - Fitzgibbon(ただのプールなんですけどね)とノースシドニーにあるNorth Sydney Olympic Pool

North Sydney Olympic Poolは、なんと1回8.30ドル(日本円で約664円)とシャワー代にも50セント掛かるそうですが、ハーバーブリッジの近く、シドニーを感じながら泳げる環境・・・贅沢すぎますよね。

Instagramより写真をチェックしてみてください!

今回紹介したプール、ブリスベン、ゴールドコースト、シドニーにあるプール一覧表とサンシャインコーストエリアのプールをまとめてみました。まとめてみて感じる、本当にクイーンズランド州はプールが多い。だから、競泳選手、オリンピック選手輩出も多い!のも納得。

●ブリスベン
ブリスベンプール一覧表
Brisbane City:YMCA Brisbane
Spring HillS:Centenary Pool
Fortitude ValleyValley Pool
St LuciaAquatic Centre

●ゴールドコースト
ゴールドコーストプール一覧
Noosa Aquatic Centre
Miami Aquatic Centre

●サンシャインコースト
サンシャインコーストエリア一覧
Noosa:Miami Aquatic Centre

●シドニー
North Sydney Olympic Pool

※一覧表に含まれているのは、City Council管理となります。

以前ブログ(私が言われた日本人って〇〇だよね)にも書きましたが、「日本人って泳げない人が多いよね」とよく言われます笑。これには色々理由があると思いますが、クイーンズランド州にせっかく留学をされるのであれば、ぜひ近くのプールに足を運んでみてください!!!!

常盤 恵 / Megumi Tokiwa

オーストラリア、ブリスベン在住。豪政府公認留学カウンセラーPIER認定資格保持(QEAC登録番号:J249)。小学校の特別支援学級の担任を経て、オーストラリアに留学。シドニー到着後、自転車人口の多さに驚き、ロードバイクデビュー。その後、ワーキングホリデーで再渡航し、留学代理店で働き始める。留学サポート業務の魅力に出会い、2014年7月から現職。ブリスベン支店より留学カウンセリングと現地サポートを行う。
2016年からはトライアスロンを始め、ローカルチームに加入し毎朝5時15分からの練習に参加のため、早寝早起きの毎日。目標は高く日々トレーニング中です!
※ブリスベン支店スタッフとして2019年12月まで勤務(ブログはその当時の内容となっています)このカウンセラーに質問する