ブリスベンは真夏の暑さの山場を超え、気持ちの良い気候です♫
ブリスベンはオーストラリアで三番目に大きな都市ですが、今どんどんと都市開発が進んでいて、2032年のブリスベンでのオリンピック開催に向け、着実に成長をしています!
先日ブリスベンオフィスの林が書いたブログでも新しい公共交通機関の紹介をしています♫
ブリスベンメトロ、M2ラインが開通しました
ブリスベンメトロ、M2ラインが開通しました
最近はブリスベンの景色が変わる、大きな2つの橋が完成を遂げているのでご紹介します!
Neville Bonner Bridge
一つ目は去年オープンしたばかりの、Neville Bonner Bridge。


2021年から施工が開始し、3年の月日をかけて生まれました!
全長320mの、歩行者専用の橋で、いい景色とともに歩きごたえがあります!

ブリスベンにお住まいの方は、”もう行ってきたよ!”という方も多いと思うのですが、この橋はサウスバンクからシティにあるThe star(新しいカジノ)を結んでいて、シティとのアクセスがさらに便利になりました!
そして、The starの最上階は誰でも行くことができ、サウスバンクをはじめとするパノラマ景色を一望できます!

そしてなんと…一部、足元が透明になっています!

高いのが苦手!という人はドキドキしてしまうかもしれませんが、みんな「ひゃー怖い」とかいいながら記念撮影してる姿を見ると、こちらもなんか自然と笑顔になっちゃいます。

下から見ると…この部分です!結構高い!!

このフロアにはオープンエアのバーがあるので、良い景色を飲みながらビールを一杯♫もおすすめです。絶景とともに特別な気分になれます!

そして夜はライトアップされていて、ブリスベンの新たなランドマークになっています。

Kangaroo Point Green Bridge
2ヶ月前にオープンしたばかりのカンガルーポイントグリーンブリッジ。
今までアクセスがしにくかったカンガルーポイントと、シティボタニックガーデンを結んでいます。南に簡単に行けるようになると、さらに行動範囲が広がるため、早くオープンしないかな♫と心待ちにしていた橋でした。

この橋ができたことによりブリスベンの北と南の距離がぐんと縮まりました!
高さ95m、全長460m、146トンもある大きな橋。大きいですがシュッとしたモダンなデザインです。
こちらもNevilleブリッジと同じく、歩行者、そして自転車、スクーター専用の橋です。車は通ることができません!名前の通り、とってもエコ。車の交通量を抑えて、人々の移動をもっと楽にする趣旨があります。
こちらの橋もオリンピック開催に向けた都市開発のプロジェクトの一貫なのですが、話を聞いてみると、実は100年前から、この場所に橋をかけたいという意見がたくさんあったようで、橋の完成はブリスベンの人たちの念願だったようです。
私はいてもたってもいられず、「最初に橋を渡る人」になってやれ!とオープン当日の朝、開会式に参加。笑

この橋に込められた想いを聞き、安全を願っての伝統的なアボリジニの儀式をしっかり見てきました。:)
残念ながら私と同じように考えていた人がたくさんいて、「最初の人」にはなれませんでしたが、みんなで一緒にお祝いしてくることができました。




私はボタニックガーデン側からカンガルーポイントに向かって歩いていたのですが、向こう側からやってくる人たちとニコニコ笑顔を交わしたり、初日を盛り上げるエンターテイナーの人たちの演奏やパフォーマンスを楽しみながら、新しい橋を堪能しました!

今後この橋にはカフェなど飲食店ができるようなので、それも楽しみです。

この橋のもうひとつ、ちょっとワクワクしちゃう小ネタを紹介。この橋のシティ側にはタイムカプセルが埋められているんですって。
何が埋められているかというと、橋の建設に使われた素材のサンプル、建設に関わった人たちの回想録、そして何より面白いのが、ニューファームにある小学校の生徒たちが考えた、「50年後のブリスベンがどうなっているか」の予測が収められてるとのこと。
どんなことみんな想像してるのかな?全然違う景色かな?50年後はどんなテクノロジーの中に生きてるんだろう。
きっとこのタイムカプセルが開かれるのは50年後だと思うので、私は、、、生きていないかもっ。笑
そしてアイディアを出した小学生たちはおじいちゃん、おばあちゃんになっているんでしょうね。ロマンがあるなぁ。
これからさらに開発が進み、すでに住みやすいブリスベンは、もっともっと住みやすくなっていく予定です。この街がこの先どんなふうに変わっていくのか楽しみです。
”川の都市”に住み始めて早6年。水面の近いこの都市は、朝も昼も夜もキラキラしています。
新しい橋からの景色はまた新鮮!ぜひブリスベンにいる方は、新たにできた両方の橋からの景色や散歩も楽しんでみてくださいね。