メルボルンは本屋もおしゃれで面白い

こんにちは、メルボルン支店の渡辺です。

突然ですがみなさん、本、読んでますか?

読書のメリットはわかってるけど...あんまり...という人も多そうですね。私は幸運にも(?)本屋や図書館の匂いをかぐだけでもちょっと幸せな気持ちになるタイプなので、私にとっては読まずともメリットがあると言えなくもないです。

冗談はさておき、特に留学中の皆さんであれば、英語力を上げるのにも本はとても大事です。普段の会話では、自分の知っている単語しか使わない(使えない)し、わからないことも簡単にスルーできてしまいます。たくさんの言葉や価値観を知り、それを自分のものにしていくには、ただなんとなくわかった気でぼんやり会話をする生活だけでは足りません。これ、実は日本語でも同じなのですが、案外気がついていない人もいらっしゃるかも。

ですから、最近英語が伸び悩んでいるな、とかオーストラリアで勉強をすること自体に行き詰まりを感じている方にとっては、読書は突破口を見つける有効な手段のひとつになると思うので、ぜひ本屋に行ってみてください。

そこで!本日はメルボルンで見かける、つい入りたくなるイイ感じの本屋をご紹介します。

【The Paperback Bookshop】

本屋と一口にいっても、メルボルンには大きいチェーン店や個人経営店など様々あります。すでに欲しい本が決まっている場合には売り場の大きい店舗に行くのが便利ですが、漠然と良い本ないかな〜?と探しに行く場合には、個性が光る個人経営店に行く方が断然おもしろい!

こちらの本屋は、名前のとおりペーパーバック(日本の文庫本的ポジション)だけを取り扱っている本屋です。狭い店内を埋め尽くす本棚に、人がすれ違えないほどの狭い通路が特徴で、いつ行ってもちょっとおもしろい本を見つけることができます。品揃えも面白いですし、外観もかっこいいのでぜひ1度足を踏み入れてみて下さい。

ちなみに、本を読み慣れていない人には図書館で本を借りるより、高くても(といってもランチ1回分くらいです)本を買うことをおすすめします。返却期限がないので「結局読まずに返してしまった」ということにならないですし、なにより書き込みができるので、英語の意味を自分でメモすることができ、汚れを気にせず持ち歩けて便利だからです。また、本を読み切る自信のない人は、絵本から始めるのもすごくいいと思います。映画や漫画が好きなら、その原作を読むのもいいですね。

先日たまたま見た*TED Talkで紹介されていた幼児向け絵本では、ナマケモノを表現するのに20個以上も単語を使用していて、そのほとんどを私は知りませんでした。たった20ページ程度の絵本でもこれだけ得るものがあります。もちろんそれは英単語だけに留まらないので、ぜひ、メルボルンの街歩きの選択肢の一つに「本屋巡り」を加えてみてはいかがでしょうか。

*補足:主題はこの記事と違いますが司書さんがなぜ返却期限超過罰金に反対か、また図書館や本や知識のコミュニティにおける大切さを話している動画でおもしろいので良かったらリンクからごらんください。

渡辺 麻里菜 / Marina Watanabe

メルボルンに学生ビザで到着したのが2016年末。その後1年間語学学校へ通い、現在はTAFEに通いながらメルボルンで皆様のサポートをさせて頂いております。

期待に胸を膨らませて新しい環境に臨んだり、または不安でいっぱいになったり、留学中は良いことも悪いこともたくさん起こります。しかし全てをチャンスと思って、楽しむ気持ちで色々チャレンジしてみてください!そのお手伝いを私達でさせていただけたら嬉しいです。

※メルボルンオフィスアシスタントとして2018年4月から2019年8月まで勤務(ブログはその当時の内容となっています)このカウンセラーに質問する