マーガレットリバーのアートなワイナリー

オーストラリアでも有名なワインの産地、マーガレットリバーにはたくさんのワイナリーがありますが、その中でもアートギャラリーを併設しているワイナリー、ルーイン・エステート(Leeuwin Estate)をご案内しましょう!


パースから車で約3時間半、マーガレットリバーはパースに住むオーストラリア人だけでなく、長期パース留学をしている学生さんが週末や連休を使って行けるちょっとした旅行先として人気です。



ワインの産地なのでワインばかりに目がいきますが、ルーイン・エステートには無料ギャラリーが併設されており、アートな心が満たされるワイナリー。


ギャラリーは地下にあり分かりづらいので、立ち寄らない人がたくさんいると思います。今回も私たちだけしかいませんでしたが、見ずに帰るにはもったいない。

そもそも、ルーイン・エステートになぜギャラリーがあるかというと、ここにはアートシリーズというワインがあり、様々なアーティストにラベルのデザインを依頼しているのです。

その歴代のラベルを原画も含め展示してあるというわけです。


私のお気に入りのラベルはこちら、ジョン・オールセン作のFrogs in Riesling。(Rieslingは白ワイン用のぶどうの種類)


ジョンは、アートシリーズの依頼を受け描いた4つの作品から、どれがいいか選んで下さいとルーイン・エステートに言ったそう。でもどれも素晴らしい作品で、結局選べず、ルーイン・エステートが全部買い上げたそうです。ちなみに、ジョン・オールセンはシドニー、オペラハウスに壁画を描いたことでも有名な画家です。

その他、油絵、水彩画など、色々展示されています。



地下には樽も。


実は、ルーイン・エステートは、毎年ワイナリーの敷地で野外コンサートを開いていることでも知られています。



もちろんレストラン(ランチタイムとディナータイムを除けばコーヒーだけでもOk!)も併設されており、ワイン、食、音楽、アート、全てを楽しめるワイナリー。



そして実はマーガレットリバーは、ワイナリーだけでなく、ビーチも、川も、森もある癒やしスポット。



マーガレットリバーの自然を楽しみながらワイナリーめぐり、是非ルーイン・エステートにも行ってみて下さいね。

早川 真由 / Mayu Hayakawa

オーストラリア、パース在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I005)。オーストラリアにワーキングホリデーで渡航したのが、私の初めての留学でした。そこで感じたことは「留学は生活」。留学には、短期の観光とは違う「日々の生活」があります。一人で海外生活をすることは、初めての日本での一人暮らしを数倍タフにした感じ。日本を出発する前は分からなかったけれど、最初の一年で最も学んだことは「ライフスキル」だったかもしれません。でも、このライフスキルは人生においてどんなに役立つことでしょう。留学の醍醐味は、勉強だけでなく、自分の人生を強く、豊かにしてくれるところにもあります。

留学はチャレンジを止めたらおしまいです。学校に通って勉強するだけなら誰にでもできます。でも「勉強プラス何ができるだろう」と考え、積極的に行動することで、人と違う経験ができるチャンスがあるのです。いつもフレッシュなチャレンジ精神を持って、考えて行動する留学生活を送れば、きっとFruitfulな結果が待っていることでしょう。このカウンセラーに質問する