フェスティバル・ステイトのクライマックス!@アデレード

こんにちは!東京オフィス、Yumiです。

先週、アデレードへ出張に行ってきたのですが、ちょうどアデレード・フリンジの最終週でした。

アデレード・フリンジとは・・

イギリスのエジンバラ、フランスのアヴィニヨンと並ぶ世界3大演劇まつりのひとつです。1960年に地元の小さなイベントとして始まりましたが、2007年以降は毎年開催される南半球最大のアートイベントに成長しました。約1ヶ月に渡るこのイベントは、フェスティバル・ステイトとも呼ばれる南オーストラリア州のフェスティバル・シーズンのクライマックスを飾ります。

今年は、大小様々な劇場やパブ、広場などで1400以上のステージが繰り広げられたとのこと。

せっかくなので、夕方以降に行けるイベントがあったら行ってみようと思いサイトをチェック。会場も近くて18:30開始の面白そうなサーカスがあったので、オンラインでチケットを購入して出かけました。ピーター・パンのストーリーをモチーフにしたサーカスで、アデレード・フリンジ2023の受賞者が手掛けるショーです。

会場は、アデレードの中心地Rundle Mallにほど近いHindmarsh Squareという芝生の公園です。会場のゲートをくぐると、小さな芝居小屋といくつかのフードトラックがあり、すでにワクワク感があります。サーカスのテントの中は200席ほど。上演10分前くらいに到着し、席に着きました。ファミリー向けとあって小さな子供連れの家族がたくさんいましたが、大人だけのグループもいました。
上演前にもキャストがキャラクターのまま客席に現れ、観客にちょっかいを出していて、その様子だけでもう楽しい♪ショーは、テントの中心に釣られたロープやポール、カーテンを使ったアクションやジャグリング、トランポリンと盛りだくさん。ショーの間も客席を動き回るキャストと観客の掛け合いも面白かったです。驚いたり、笑ったりで表情筋が痛い・・ショー終了後にはキャスト全員でお見送り。一緒に写真も撮ってくれました。
また、East EndのRymill Park で行われている『The Garden of Unearthly Delights』というイベントは、入場無料(ショーを見る場合は有料)でフードトラックなどや雰囲気を楽しめるということで、金曜日の夜にお友達と行ってみたのですが、人が多すぎて中の有料ショーのチケットを持っている人だけに入場が制限されていました!「雰囲気だけでも楽しみたいっ!」という方は週末以外の早い時間に出かけるのがオススメです。
この日は、アデレード市内でもちょっとおしゃれな雰囲気のEast Endも歩行者天国になっていて、道路いっぱいに近隣のカフェやレストランのテラス席ができていたのですが、どこも満席!本当に賑わっていましたよ。
今年のアデレード・フリンジは終わってしまいましたが、演劇やアートパフォーマンスを観るのが好きな方は、この時期にアデレードに行ってみてはいかがでしょうか。世界で活躍されている日本人パフォーマーのショーもいくつかあっているようでした。また、私はファミリー向けのショーを見ましたが、大人向けのショーもあります。もちろん、アデレード・フリンジまでに英語力が上がれば、フィジカル・パフォーマンスだけでなく演劇やコメディなど、楽しめることが増えると思います。

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

日本の大学で経済学を学び、金融業界で働いた後、2012年にオーストラリアへ渡りました。ワーキングホリデーで大自然の中での仕事を経験し、「やりたいことは全部やる」をモットーに過ごした1年間は、私の人生観を大きく変えました。

その後、IELTS6.5を取得し、**サザンクロス大学会計学修士課程(Master of Professional Accounting)**を卒業。現在は、会計業務に携わっています。

「英語で学ぶのは難しそう」と躊躇しているあなたも大丈夫。私も同じ不安を感じていました。英語そのものよりも、英語“で”考え、英語“で”問題を解決することの難しさは、経験した人にしかわかりません。

だからこそ、あなたの「やってみたい!」という気持ちを、全力で応援します。”Where there is a will, there is a way”!!