オーストラリアで手軽に「あんこ」を作る

皆さん、こんにちは!オーストラリアでの留学生活、楽しんでいますか?
アデレードオフィスの齋藤 新(さいとう あらた)です。

オーストラリアで留学中、勉強に疲れた・・なんてときに甘いものを欲することがあると思います。

現地にはたくさん、おしゃれなカフェもありますし、素敵なベーカリーやパティスリーにケーキやティラミス、チーズケース専門店なんかもあります。
でも、コーヒー大好きじゃない限り、カフェにそんなに行かないですし、しょっちゅうカフェやパティスリー巡りしてたら金銭的にも厳しい。
何より「留学生活はそんなにキラキラしてない!」という学生も多いハズ。

とは言え、スーパーで買えるケーキ類は、尋常じゃない甘さだったりします。

更にふと「日本の味が恋しくなる」こと、ありますよね?
なぜか海外にいると無償に欲することがあると、先日、男子大学生と日本の甘味・王道とも言うべき「あんこ」について話していました。
最近だとアジア系グロサリーショップなどで日本製の小豆の缶詰、真空パック冷凍あんこで売られている事もありますが、如何せん高い。。。

そこで「オーストラリアで作れるよ(しかもすごく簡単に)」と言ったらびっくりしていたので、このブログで紹介しましょう。

スーパーマーケット ”Woolworths(ウールワース)”には手頃な価格( 1ドル50セント)で入手できる小豆の缶詰があります。
「Macro Organic Adzuki Beans」。そう、これこそが小豆なんですね〜
「オーガニック」で「No Added Salt(塩分無添加)」と言えば、聞こえは良いですが、ただの「水煮缶」です。

■用意するもの
Macro Organic Adzuki Beans(小豆缶)…1缶(420g)
砂糖(または黒蜜)…お好みの量
水…少量(調整用)

■所要時間:30分(1缶の場合)

超簡単!あんこ作りのステップ

さあ、早速作っていきましょう!

【Step 1】 お近くのウールワースへ!
1缶でソコソコの量ができますが、我が家だとある程度をストックで買っておきます(無性に欲することがあるんです!ww)

【Step 2】小豆を水洗いする
缶詰特有の匂いが苦手な人は、缶詰の小豆をザルにあけ、サッと水洗いしましょう。
我が家は 煮てしまえば 気にならないので、鍋に缶の中身をそのまま入れちゃいます。

【Step 3】鍋に小豆と砂糖を入れる
お好みの量の砂糖を加えます。

砂糖の分量ですが、対小豆に対しての分量になります。缶詰1個は 420g なんですが、小豆は内容量の 60%ほどなので、実質250グラムほど。
我が家だと、白砂糖の場合は、40グラムくらいで多くても50グラム、黒蜜の場合は大さじ 1.5〜2杯ほどです。
お好みの味に仕上げてください。

【Step 4】弱火にかける
鍋を弱火にかけ、ヘラでゆっくりと混ぜながら煮詰めていきます。
強火でかけちゃうとすぐに焦げちゃうので細心の注意を払って、焦げ付かないように底からしっかり混ぜるのがポイントです。
我が家だと3〜4割ほどマッシャーで潰しますが、完全粒あんが良い人はそのままで大丈夫。

【Step 5】水分を飛ばし、好みの固さになるまで煮詰める
小豆が温まってくると、砂糖が溶けて水分が出てきます。この水分を飛ばしながら、好みの固さになるまで煮詰めていきましょう。
(小豆を水洗いしてからの場合は、水分調整をしてください)
目安としては、ヘラで混ぜた時に鍋の底が見えるくらいになったら完成です!

【Step 6】冷まして完成!
火を止めて、粗熱が取れたら「あんこ」の完成です!
冷めるとさらに固さが増すので、少しゆるいかな?と思うくらいで止めても大丈夫です。

さぁ、できたあんこはどうするか?

あんこの活用術!

手作りあんこができたら、あとはアレンジは無限大!ww

我が家では、あんバタートーストとバニラアイスに添えて食すことが多いです。

お餅や白玉団子でお汁粉やぜんざいなんかもいいですよね。
パンケーキやワッフルに添えてもピッタリだし、上級者になれば、「自家製あんまん」も狙えます。
小豆缶の他にもち米も買って「赤飯」も作れますよ。

オーストラリアでの留学生活、たまには日本の味でホッと一息つく時間はいかがですか?
Woolworthsの小豆缶を使えば、誰でも簡単に美味しいあんこが作れます。

齋藤 新 / Arata Saito

オーストラリア、アデレード在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I009)。1999年、経済連を退社し、ニュージーランドに留学→2000年、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。現地の旅行会社勤務などを経て、2002年より現職。クイーンズランド州、ニューサウスウェルズ州、南オーストラリア州の主要都市を移り住み、現在に至る。語学留学、TAFE専門、大学・大学院留学への留学相談、アデレードオフィスでのサポートと様々な形で留学生と接する日々。このカウンセラーに質問する