帰国する際に必要な手続きについては記事『帰国の準備』でご案内していますが、その中でも携帯電話のSIM解約についての相談が増えているので、今回は携帯電話のSIM解約について詳しくご紹介します。
- 帰国前に手続きしておくことの重要性
- 手続きをせずに帰国してしまった場合の対処法
- 解約手続きにあたって気を付けたいこと

帰国前に手続きしておくことの重要性
多くの留学生が利用しているプリペイド式の場合、原則、解約手続きは不要ですが、オートチャージを設定している場合は、オートチャージを止める手続きが必要です。オートリチャージに設定したまま帰国してしまうと、毎月プラン料を引き落としされてしまいます。また、「契約期間のないプリペイドだから」「紐づいている銀行口座も解約したから引き落とされることもない」とそのままにして帰国した結果、後日携帯会社から請求が来たという人もいました。
帰国前に手続きが完了していない場合、オーストラリア国外から手続きするのはとても大変です。
特に最近では店舗を持たない激安SIMカード会社を利用している人も多く、オンラインか電話での手続きが主流となっていますが、どちらでも手続きが進められないと相談を受けるケースも増えています。
【オンラインでの手続きで困ること】
「オンラインなら日本から手続きできるのでは?」と思うかもしれませんが、契約している電話番号に送られてくるSMS認証が受け取れなないため手続きを完了することができない。
【電話での手続きで困ること】
フリーダイヤルやトールフリー番号へ連絡をする必要があり、国際電話ではアクセスが難しい。
オーストラリア国内からであれば、オンラインでも電話でも上記のような問題は発生せず、簡単に解約できるので、まずは必ず帰国前にプランの確認する、出来れば解約をしてから帰国するのが安心です。
手続きをせずに帰国してしまった場合の対処法
手続きをせずに帰国してしまい、日本から解約手続きなどを行う場合は下記のいずれかの手続きとなります。【電話で解約】
携帯電話会社や契約しているサービス・プランによって国際電話の料金やかけ方が変わるので、自身が日本で契約している電話会社の料金やかけ方を確認してみましょう。
国際電話はどうしても割高になってしまうので不安だという方は、トールフリー番号に電話することが可能なViber Outなどのインターネット電話アプリの利用を検討してみてください。
※すでにSkype クレジットをお持ちの方は、Skype Dial Padの利用も可能です。Skypeは2025年5月5日でサービスを終了していますが、Teamsへの引継ぎ手続きを行えば引き続き利用できます。ただし、新たにクレジットを購入することはできません。
【アプリからチャットやメールで解約】
電話をしなくても解約が出来る携帯電話会社もあります。
例えば、激安SIM会社のamaysimはチャットやメールで解約をする事が出来ます。

解約手続きにあたって気を付けたいこと
最後に、解約をすると電話番号、データや通話記録等は削除されてしまいます。必要な情報は、解約前に移行&保存しておく事をオススメします。帰国後に慌てたり、不要な請求があったり困らない為にも、余裕を持って帰国準備しましょうね。
*このブログの情報は2025年5月現在のものです。