ゴールドコーストと聞いて誰もが思い浮かべるのは真っ青な海と長ーいビーチ。でも、実は緑もすごく多いのです。
以前、母が遊びに来た時、ゴールドコーストのランドマークQ1に登りました。Q1とは現在南半球で一番高いレジデンスビル(人が居住している建物)で、芸能人がよく罰ゲームでタワーの外を歩かせられているあのタワーです。そのときに母が言ったのが「海のイメージだったけど、緑もすごく多いのねぇ」。
タワーから西側を見ると、確かに運河と緑が広がっていて、その奥には青々とした山が見えます。ヒンターランドと言われるこの山々は熱帯と亜熱帯の生態系を同時に見ることができる珍しい場所なのだそうです。オーストラリア大陸が大昔南極とつながっていたことを証明する樹木なども見ることができ、その一部は世界遺産にも登録されています。運が良ければ野生のコアラやワラビーなどに出会うこともあります。ハイキングトラックがいくつかあり、滝の裏側を歩けるスポットもあるので、リラックスしたいときにはオススメです。
ヒンターランドまでは車で30~50分かかるので、普段はなかなか出かけるのは難しいかもしれませんが、ゴールドコーストは1枚目の写真のように常に緑が周囲にある環境。私も大きな街路樹の木漏れ日を見上げてみたり、金木犀の甘い香りに癒やされたり、プルメリアなど南国の花にウキウキしたり、ジャカランダやゴールデンワトルなどに季節を感じたりしながら通勤路の緑を楽しんでいます。