パースシティの憩いの場〜Perth City Library〜

今日は、お昼にパースシティライブラリーを覗いてきました。筒状のモダンな建物が、お隣にあるSaint George's Cathedral(セントジョージ大聖堂)の古い建物とのコントラストで、またさらにモダンさを引き立てているように思いました。

以前、別のスタッフが書いたブログはこちらをご覧ください。

芝生やテラステーブルでランチを取る人もいます。

エントランス。1階はガラス張りで、入るとすぐにエントランスがあります。

1階には、カフェやフリースペースもあります。

広い天井には、シェークスピアの戯曲『テンペスト』の一場面からのシーンが描かれています。

Be not afeard; the isle is full of noises,
Sounds and sweet airs, that give delight and hurt not.
Sometimes a thousand twangling instruments
Will hum about mine ears, and sometime voices
That, if I then had waked after long sleep,
Will make me sleep again: and then, in dreaming,
The clouds methought would open and show riches
Ready to drop upon me that, when I waked,
I cried to dream again. ‐Shakespeare, The Tempest

『恐がらなくていい。この島はいろんな音やいい音色や歌でいっぱいなんだ、楽しいだけで害はない。
ときには、何千もの楽器の糸を弾くような調べが耳元に響く。ときには歌声が聞こえてきて、
ぐっすり眠った後でも、また眠くなったりする。そのまま夢を見ると、
雲の切れ間から宝物がのぞいて、俺のうえに降ってきそうになる、
そこで目が覚めたときは夢の続きが見たくて泣いたもんだ。(松岡和子訳)』


たくさんの光が入る部屋のテーブルで、興味のある本を手に取り、飽きたら景色を眺めて、また本に目を戻す。静かで、とてもリラックスできる空間でした。近くを見ると、学生達が黙々と勉強をしていたり、初老のご夫婦が読書をされていたり、利用されている方の年齢も様々でした。

本を借りるには、ライブラリーのいたるところにある、BORROWと書かれたサインのコンピューターが利用できます。日本語のガイダンスもありますので、パースでの留学生活にぜひ、図書館に訪れてみてくださいね。


Perth City Library
月曜日〜金曜日:8時〜18時
土曜日:10時〜16時
日曜日:12時〜16時
祝日:休館

<ライブラリーまでの交通>

パース駅、パースアンダーグラウンド駅、エリザベスキー駅から徒歩約15分、弊社オフィスからは徒歩10分程。レッドキャットでは、8番で下りると目の前です。

辻井 麻衣 / Mai Tsujii

オーストラリア、パース在住。外国語大学を卒業後、さらに生きた英語を学ぶため、アメリカでの長期留学を決意。留学先では、机上で学ぶ英語との違い、異文化、価値観の違いなど、毎日が驚きの連続で、自身の人生観が変わりました。帰国後、大手旅行会社、英会話学校に就職。2014年、結婚を機にパースに移住し、現在に至ります。思い返せば、人生の半分以上は語学に関わってきました。そんな自分の経験を、少しでも役立てたいという思いから、現在パース支店で留学カウンセラーとして、多くの留学生のサポートを行っています。

※ 2019年7月〜2020年6月まで産休/育休を頂いていますこのカウンセラーに質問する