Get out of here!!! って

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先週まではシドニーは毎日のように雨続きという残念なお天気が続いていたのですが、今週からやっとじりじりと太陽が照りつける「夏!」の本番がやってきた感じです。

以前に、「聞こえてきた英語」というブログをアップしましたが、先日もふと耳にした英語があったので今回もご紹介してみたいと思います。

いつものようにオフィス傍の行きつけのカフェでコーヒーをオーダーし、お店の中で待っていたところ、常連らしきお客様とスタッフが話していたのですが、突然スタッフの男性が

「Get out of here!!!!」

と言ってるのが聞こえたんです。

Get out of here - 直訳すると「ここから出て行け!」です。

実は私も過去に、ローカルのお友達と和気藹々と楽しく話をしていたところ、突然「Get out of here!」と言われて、何か気に障るような事を言ってしまったのだろうか。。。。と戸惑ったことがあります。
意味を知らずに、いきなり言われるとびっくりです。

Get out of here!には、「出て行け!」以外にもう一つ、

「嘘でしょ?」「信じられない!!」

という意味があるのです。

Get out of here!以外にもGet out of town!という言い方もあり、これらの言い方は親しい人達との会話は使いますが、目上の人などにはやはり失礼にあたります。

日本語でも、嘘でしょ、ホントに、信じられないよーとおなじ意味でもいろいろな言い方があるのと一緒ですね。

ある程度英語でコミュニケーションが取れるようになってくると、同じ言い回しや表現ばかりになってしまう・・・というお悩みも耳にします。
テレビ、映画、毎日の生活の中で知らない表現にたくさん出会うことが出来るので、常にアンテナを広げてみましょう。
話している相手やその時、その場で適した英語表現を使いこなしていきたいですね!


大越 麻結 / Mayu Okoshi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G175)。高校2年の時に、ノースシドニーのカソリック系女子校へ2週間の短期留学。当時、Appleという単語すら聞き取れなかった私を温かく迎えてくれたホストファミリーとの出会いを通じ、またオーストラリアへ来る事を心に決める。その後、アパレル業界勤務、実家家業を経て、2002年ワーキングホリデービザで渡豪。1年の滞在が終わりに近づく頃、何かを得てから帰国したいと考え、専門学校へ進学。Diploma of Public Relationsを修了する。留学業界との出会いはワーホリ時代に遡る。その後、英語学校スタッフとしての勤務、オーストラリア留学センターシドニーオフィスで12年の勤務を経て東京オフィスへ異動。2021年から再びシドニーオフィス勤務。このカウンセラーに質問する