パースに来たなら外せない観光地、砂漠の彫刻ピナクルズ(Pinnacles)。
また来ちゃいました。
ピナクルズについては、以前弊社パーススタッフと私もブログに書いています。
「パースのパワースポット? ピナクルズ」
「パースのパワースポット? Pinnacles」
「ピナクルズ~ナンバング国立公園~」
何度かピナクルズに足を運んでいますが、いつも風景を楽しんでばかりだったので、今回はDiscovery Centreでちょっとお勉強。
ピナクルズは地質学的にはまだ若く、少なくとも5万年前にはできていたのではないかと言われています。地球の歴史46億年を考えると、確かに「5万年」という単位は若いのかもしれないけど、素人にはこの感覚よくわからないですね。。。
ピナクルズの形成には諸説あり、まだ「ピナクルズはこうやってできた!」という意見はまとまっていないそうです。
1つは、植物の根っこが砂丘を支え、そこに動物や植物の死骸を含んだ土壌が積もったとするものです。雨が降ってこの土壌に浸み込むと、酸性が強くなりやわらかい石灰岩を侵食していきピナクルズが形成されました。
別の議論では、ピナクルズは古代の木々の幹の残りからできたとするものです。幹が砂に埋まりカルシウムが多い砂が侵食されて、幹に積もり石化してピナクルズがつくられました。
ピナクルズのDiscovery Centreに、ピナクルズ形成についての説明があるので、砂漠に入る前にぜひ立ち寄ってみてください。
ちなみに、ピナクルズ付近に突然現れる白い砂丘の大地の数々。
Discovery Centreに、なんとなくこれが説明かな、というものはあるのですがいまいちよくわかりませんでした。
地球の歴史から見るとまだ浅いのかもしれませんが、何万年という気が遠くなくなるよう年月をかけて現代に姿を見せるピナクルズ、不思議で美しい場所です。