毎日、沢山の留学生に相談に来てもらっています。とても嬉しいことなのですが、今日、ある生徒からこんな相談が・・・
「学校にある小さな日本人グループがうざい!」
なかなか過激な発言。日本人なのに同じ日本人をうざい!発言ですが、大なり小なり、語学学校には、同じ国籍のグループは存在します。(異国の地では、母国語の通じる友達は、とても大切な存在です。)
ただ、その存在の仕方。
当人は、英語を頑張りたい気持ちで、日本人同士でも学校内でも、学校外でも出きるだけ英語。機会を見ては、上のクラスにいる英語の上手な生徒に話しかけ友達になろうとしたりと、英語を話せるようになりたい!と努力しているのです。
そんな彼女ですが、ある日本人グループのクラスメートに「何で日本人同士なのに、英語で話すの?馬鹿じゃない?」って言われたとか。
がびーーーーーん!
こらー!そこのあなた!そう、あなた。
なぜに英語を真剣に勉強ようと思っている人に対して馬鹿発言をするのか!?頑張っている人に向けての発言とは思えないですね。悲しいです。。。
彼女いわく、自分よりも何ヶ月か前に入学しているのに、まだ自分と同じ英語力が下のクラス。その生徒さんのグループにも似たような人が数名いるとか。反論したら、「私は英語の勉強だけじゃなく、楽しみに来ている、日本での疲れを癒しに来ている」だそうです。
そう、留学の目的は、その人それぞれ、何が正しい、悪い、ってないです。英語だけじゃないしね。留学って。英語学校へ通学する目的も人それぞれ。友達つくりのために行く人もいるでしょう。全然、否定はしません。
でも、でも、少なくても英語学校が存在する意味は英語を勉強しにいくところ。その英語学校で、英語を真剣に頑張っている人に対して、「何で日本人同士なのに、英語で話すの?馬鹿じゃない?」発言は駄目です。そういう発言の権限は誰にも無いのですよ!
彼女にはぜひ周りの雑音は気にせず、英語に集中して欲しいなぁと思います。モチベーションの高い人の周りには、同じくしっかりとした目的、頑張っている人が集まってきますから。
「あなた達とは違うわ!ふん!」と鼻持ちならない態度も良くありませんが、自分のための留学なのに周りや対人関係、日本人的な意味のコミュニケーションで、自分の目標をまげても歩調を合わせてしまう、そんなので悩んでしまう、って日本人の気質なんでしょうかね。
英語には貪欲であって欲しい!ぜひ英語に貪欲な人に出会ったら感化されてください。むしろ、そんな人に自分がなりましょう。英語がもっともっと話せたら、滞在がもっともっと楽しくなります。