ホームステイ先のお宅拝見パート2


ホームステイ先のお宅拝見シリーズのパート2です。2011年7月26日午前10時30分にお伺いしました。

前回のパート1も見たい人はコチラから。

第2回目にしてご紹介する家庭はイタリア系移民のファミリー。平日なのでお父さんはお仕事、大学生の娘さんは外出中という事でお母さんだけとご挨拶。家の外見は「ちょっとボロイかな・・・」と思わせるんですが、中はゴージャス!とても綺麗にしています。

Free Standing 一軒家。部屋がなんと7つ。7LDKの大きな家でバーベキュー施設付きの裏庭。ワンちゃんが2匹、猫ちゃん1匹。2階の4部屋とバスルームが生徒用。家全体は木目スタイル基調です。全部屋からワイヤレスインターネット使用可能。訪問時にはブラジルとスイスからの留学生が滞在中でした。

▼生徒さん用の空き部屋と洗面所の写真 

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Built in Robes 収納も沢山あって、これは嬉しい。 家の外見にはお金をかけず内装をリノベート(リフォーム)する家庭ってシド二ーにはとても多い。外側なんかどうでも良いじゃん中身重視。このお宅もそういう感じ。好きだなー、こういうの。ダイニングには大きな8人がけテーブルと椅子がでーんっとありイタリア系だけあって大家族だったんだよって写真を見せてもらいましてね。今は一番したの娘が大学生で同居していますが、兄、姉は既に独立してて、この大きなテーブルは留学生が滞在してないと寂しいもんよね。。。と。。だからこそ、この大きなテーブルで晩御飯の時に留学生と話をするのが、とても楽しみだと。なんか暖かいな〜〜。
ホームステイのインスペクションを何度か行くと人によって直ぐにわかっちゃうんだよね。ビジネス的でやってるか、とか。どんなに言葉だけでうまく言っても目見りゃわかる。まぁホームステイの滞在費が支払われるので収入源として捉えるホームステイファミリーがあることも確かです。でもそうじゃない家庭も多くありますし、バランスをうまく取ってる家庭もあります。

この家庭はうまくバランス取ってる家庭だと思う。9月末からヨーロッパを廻る3週間の旅行に出るから、その間は留学生の受け入れ出来ないわ、と。まぁ生活に困ってたらヨーロッパに旅行に行かないよね。 なお、こちらの家庭、男子、女性、どちらもOK。本人たちは吸いませんが、アウトサイドならタバコもOKの珍しい家庭。食事はイタリア系が多いとのこと。10月以降ならちょうど、ヨーロッパ旅行から帰ってくる頃だから、その時期に渡航希望の方はお早めに。

今回の家庭はAshbury と言うサバーブ(地区)。閑静が住宅街。家の周りには勿論住宅街なのでコンビニ一軒もありません。こっちでは普通。交通はシドニーシティから電車とバスで乗り継ぎで40分くらい。バスだけだと45分程度かな。

このAshbury地区でのホームステイ先は初めてです。と言うのも、もともとこの地域はホームステイファミリーとしての家庭がちょっと少ないというのもあります。あと地域によっては、バスと電車、両方の交通機関がちょっとだけ面倒と言うこと。留学生にとって交通機関の便利の良さって大事なんですよね。。。。日本が交通機関発達しすぎですから。。まぁでも家から駅まで1キロ歩いて15分程度なので許容範囲でしょう。

ただ、この地区はそれだけじゃー語れない。自分自身で言えば、この地域を丸ごと全体を網羅するInner West地区を「大好き」という事もあるんですが、こういうシドニーシティから半径20Km圏内のサバーブこそ、シドニーが人種の坩堝、稀にみるコスモポリタンシティーであることを楽しませてくれると言うか。。ちょっと移動すると街並みから行き交う人まで変わってくると言う。

例えば、仮にこのAshburyのホームステイ先に滞在したとすると、、、、、、

Innerwest

1.Ashburyから北に1キロ行くと、リトル・上海と呼ばれるAshfield。小籠包、飲茶ウマイっす。 
2.Ashburyから東に3キロ行くと、リトル・ポルトガルのPetersham。チャコールチキンが激うまです。 
3.Ashburyから南西に3キロ行くと、ディープ感満載のCampsie。韓国系、中国系、インド系も多く街歩くだけでココ何処?感が楽しい。 
4.Ashburyから南東に4キロ行くと、べトナム、ギリシャ系のMarrickville。フォーがウマイ!!日曜Marrickvilleマーケットはローカル度抜群。 
5.Ashburyから北東へ4キロ行くと、新しいイタリア人街はココ。Haberfield。本場パスタ美味いっす。一度は行っとけ。 
6.Ashburyから西へ5キロ行くと、シドニー最大の韓国人街。Strathfield。韓国人パワーを感じ韓国焼肉を食すなら。 

毎週末の土日に日替わりで遊びに行っても良いくらい。シティにわざわざ出なくても、こういう楽しみってある。シティなんてホームステイ終わったらいつでも住めるし、学校帰りにシティで遊べるんだから住む場所こそ10キロ〜20キロ圏内のサバーブって選択はむしろ有り。こういう楽しめるサバーブ地区で住むとワーホリも留学生活も一味違った形になるんだけどな。。 

最近のワーホリ、留学生は皆さんシティに住みたがるので滞在の楽しみ方も、見方を一つ変えればもっと見聞を広めることが出きるのに、、と思う次第です。交通の便を考えてシティ・・とか治安の良いノースショアなんて・・ばっか言ってるとシド二ーは本当の顔見せてくれませんよ!

 

齋藤 新 / Arata Saito

オーストラリア、アデレード在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I009)。1999年、経済連を退社し、ニュージーランドに留学→2000年、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。現地の旅行会社勤務などを経て、2002年より現職。クイーンズランド州、ニューサウスウェルズ州、南オーストラリア州の主要都市を移り住み、現在に至る。語学留学、TAFE専門、大学・大学院留学への留学相談、アデレードオフィスでのサポートと様々な形で留学生と接する日々。このカウンセラーに質問する