パースの交通ルール


よく日本とオーストラリアの交通ルールの違いについて聞かれることがあります。

道路も広いし一度はオーストラリアで運転をしてみたい!という方もいらっしゃることでしょう。

まず、オーストラリアは日本と同じ左通行。
だから、とっても運転しやすくて、運転が苦手な私でも一応目的地に着くことはできます。

そしてパースは特にのびのびと駐車できるところが多いので、
縦列駐車が出来ない私にはとっても便利。
助かります。

そして気になる交通違反関係ですが、スピード違反、シートベルトに関しては、
日本よりずっと厳しいでしょう。

スピードカメラはいたるところにあり、しかも、通学路で時速40キロの標識があるところには
隠れるように警察官がスピードカメラを抱えて立っていたりします。
つまり、標識どおりに走らないとスピード違反で罰金。

シートベルトは後部座席はもちろん、チャイルドシート、ブースター着用も厳しく、
チャイルドシートをしていなかったらもちろん容赦なく罰金500ドル。
そして、なぜか日本より道路でパトカーを見かける率が高い気がします。

ありとあらゆる交通ルールに関して厳しいオーストラリアですが、
飲酒運転に関しては、なぜか日本より寛容。
普通免許保持者は、血中アルコール濃度、0.05%未満なら運転OK!
日本のように0%ではありません。(ただし、運転免許の種類による)
オーストラリア人はお酒好きだからでしょうか?

飲酒運転の検問(RBT/Random Breath Testing)も頻繁に行われています。
そして、ついこの間、平日の夜、一般道で警察に横道に誘導され、私もRBTをしました。
白いプラスチックのストローみたいなものを口に入れて、フーッと大きく息をします。
全く飲んでいなかったので、もちろん結果はOkでした。

終ってから、写真を撮ってもいい?と警察官に聞くと、
車を移動してあっちに止めたらいいよ、と言ってくれたので遠慮なく撮らせてもらいました!

日本より頻繁にあり、そして高速道路でやることもあるRBT(経験済み)、皆様要注意です。

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早川 真由 / Mayu Hayakawa

オーストラリア、パース在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I005)。オーストラリアにワーキングホリデーで渡航したのが、私の初めての留学でした。そこで感じたことは「留学は生活」。留学には、短期の観光とは違う「日々の生活」があります。一人で海外生活をすることは、初めての日本での一人暮らしを数倍タフにした感じ。日本を出発する前は分からなかったけれど、最初の一年で最も学んだことは「ライフスキル」だったかもしれません。でも、このライフスキルは人生においてどんなに役立つことでしょう。留学の醍醐味は、勉強だけでなく、自分の人生を強く、豊かにしてくれるところにもあります。

留学はチャレンジを止めたらおしまいです。学校に通って勉強するだけなら誰にでもできます。でも「勉強プラス何ができるだろう」と考え、積極的に行動することで、人と違う経験ができるチャンスがあるのです。いつもフレッシュなチャレンジ精神を持って、考えて行動する留学生活を送れば、きっとFruitfulな結果が待っていることでしょう。このカウンセラーに質問する