スポーツジムと語学学校


最近、ジムに通ってます。帳簿つけるほうじゃなくて、運動するほうです。

別に、"ムキムキゴリマッチョ"を目指しているわけではなく、気分転換をかねて、会社帰りにちょこっと通いはじめたわけですが、適度な運動は良いですね。

今までもたまにランニングはしてましたが、時間が限られるし、メルボルンの冬は日が落ちるのが早くて、会社帰りだと真っ暗です。それにシャワーが十分に使えるので、水道代を気にしないでシャワーが浴びれます!!

もちろん、見学をしてから加入してみましたが、いざ利用し始めてみるといろいろな人がいます。平日は毎日来る人、走ってばかりの人、肩の筋肉だけ重点的にトレーニングする人、びっくりする重さのベンチプレスを上げる人、マッチョな人、水泳マニア、そして俺みたいなチャビー組。本当にさまざまです。

見た感じ、引き締まった体をしているひとは、やっぱり色々考えてトレーニングしてますね。「ぷおっふ」とか言ったり、顔真っ赤にしたりしているけど、自分の鍛える(鍛えたい)場所がわかっているから、そこをしっかり鍛えている。こういうトレーニングは、乳酸がでたあと、どれだけ頑張れるかがポイントなんでしょうね。苦しいアトの後1回が大事。

自分と近いモチベーションの人達と集まって、「ここはこのトレーニングがいいよ」みたいな話をしつつ、楽しみながらやるのも大事だなーと。パーソナルトレーナーをつけるのも、違いますね。いいトレーナーにつくと、やはり効率良く筋力を増やせるようです。

ベンチプレスも、誰かにサポートしてもらいたい時があります。自分がギリギリあげられる重さの時とか、うっかり手を滑らせて事故があったら困るから。そういう時は隣でトレーニングしている人に「ちょっと、お願いできる?」って聞くと、快く手伝ってくれます。って、まるで俺がやっているように書いてますが、ベンチプレスは自分できません。そうしているのを見ているだけです。

はたや、自分がスマホトレーニングと読んでいる人達がいます。たまにというか、毎日一人はいるのですが、腹筋を鍛えるマシンに座ったのは良いものの、ずーっと、iPhoneとにらみ合ってます。「音楽を聞く準備かな?」と思ってみてみると、にらみ合いっぱなし。10分くらいそうしているんですよね。たぶん、友達と連絡を取り合っているのでしょう。

そもそも、iPhoneとにらみ合っているだけで腹筋が割れるなら、自分とかもうガッツリ割れているはずです。絶対8パック。が!残念ながら俺の腹は割れてません。

で、前フリ長くなりましたが、まさにこれって「語学学校と同じだなー」と、すこし新鮮な気持ちになったわけです。

語学学校は、入学金払って入学したからって、英語力は伸びません。語学学校に入って、ぼけーっと座ってても何も鍛えられないわけです。英語筋力は絶対増えない。やっぱり意識して勉強しないと、課題に挑戦しないと!

ジムでスマホとにらみ合いっぱなしの人は、きっと、「ジムに入った」ってことで、満足しているんだろうなーと。やっぱりぽっちゃり系が多いんですけどね。、

そして、英語はがむしゃらに勉強しても、いい結果に結びつかない時があります。いうなれば、鉄アレイはあるけどぶんぶん振り回している感じでしょうか。

それは良い先生=良いトレーナーが導いてあげられるという点で、良い学校選び=良いジム選びなんだろうなと。こういういい学校には、良い生徒(モチベーションが高い人)があつまります。

何事も、自分の弱点とか克服したいところを意識する、目標をもって取り組んでる人は、同じ時間を費やしても、結果は全然違うんだなーと。自分の体を恨みつつ思った次第です。

しかし、腹の贅肉って落ちないね。ハッピーターンの食べ過ぎなのかな。。。

林 真生 / Hayashi Masuyo

オーストラリア、ブリスベン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I008)。日本では販売業、IT関連業に携わり、海外といえば旅行でヨーロッパやアメリカを訪れる程度。そんな中、友人のススメもあり、2002年ワーキングホリデーでゴールドコーストへ。右も左もわからない中、留学代理店(現職)のWEBサイト制作をする機会に恵まれ、1年間夢中で専門知識を身につける。その後、勤務先のサポートを得て2006年に永住権を取得。2年後、新オフィス開設に伴いメルボルンに転勤、約7年間をメルボルンで過ごす。しかし、QLD州の暖かさが忘れられず(?)、 2015年7月にQLD州に戻り、現在ブリスベンオフィスの留学カウンセラーとして、全力で留学生のサポートを行っています。このカウンセラーに質問する