カッコ悪い!


今日の出勤時。目の前にアジアからの学生さんらしき女の子が座っていて、右手にスマホをパチパチ。左手にはMyki(メルボルン版Suicaみたいなもの)。綺麗な身なりの女の子です。ガタンゴトンとトラムに揺られ、20分ほどでシティに到着。

Burke Street駅に到着した時、ジャジャーン!インスペクター登場。5人一気に乗ってきた!そしたら、目の前の女の子、急にパニクってトラムから降りようとしている!えええ、Myki持っているのにタッチオン(支払い)してないのかよ!

そしたら、学生さん、インスペクターに説明し始めました「押そうとしたの、忘れてた」と説明してます。・・・それ、理由になってない。そこで作戦変更「いや、押したけど反応しなかった!」いやいやいや、もっと無理。他の人のMykiは反応しているし・・・。

で、結局その駅で降ろされ、罰金チケット切られてました。200ドル以上の罰金です。かっこわるー。

メルボルン含め、全ての公共交通機関は、その街で生活している人のお金で運営されているわけですから、きちんと払いましょう。

当社にもたまに「俺、カネないんで、払わないで乗ってるっす!」みたいに、熱く語ってくれる学生さんいるけど、それって「おれ、カネないけどおなか空いたので、食い逃げしたっす」と言っているのと同じで、犯罪です。全然格好良くないし、迷惑。

しかし、トラムに入った途端のインスペクターの守備(客を逃がさない)は完璧だと思う。サッカー日本代表にも参考にして欲しいと思った、そんな朝でした。

林 真生 / Hayashi Masuyo

オーストラリア、ブリスベン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I008)。日本では販売業、IT関連業に携わり、海外といえば旅行でヨーロッパやアメリカを訪れる程度。そんな中、友人のススメもあり、2002年ワーキングホリデーでゴールドコーストへ。右も左もわからない中、留学代理店(現職)のWEBサイト制作をする機会に恵まれ、1年間夢中で専門知識を身につける。その後、勤務先のサポートを得て2006年に永住権を取得。2年後、新オフィス開設に伴いメルボルンに転勤、約7年間をメルボルンで過ごす。しかし、QLD州の暖かさが忘れられず(?)、 2015年7月にQLD州に戻り、現在ブリスベンオフィスの留学カウンセラーとして、全力で留学生のサポートを行っています。このカウンセラーに質問する