オーストラリア再発見


しばらくお休みをもらってバリ島に行ってきました。
バリ島はパースから3時間45分。
パースからは一番近い外国です。

毎回海外に出ると、普段は気づかない色々なものが見えてきます。
私は日本人ですが、オーストラリアに住んでいるので、日本にいると見えないものが見えてきたり、分かったりすることも多々あります。
日本のいいところも、これまでたくさん発見してきました。

同様に、今回バリに行ったことで、オーストラリアのことも色んな「気づき」がありました。
特に今回は、オーストラリア人のマナーの良さについて気づいたことがありました。

まず、ホテルでサービスを受ける際に、きちんと順番を守っているのはオーストラリア人でした。
ホテルにはたくさんの英語圏以外のヨーロッパ人、アジア人宿泊者もいたのですが、殆どの人はそれができていないことに驚きました。
例えば、誰かがホテルの受付でスタッフと先に話をしていても、割り込んで自分の要求を高圧的に伝えたり、朝食のビュッフェの列を乱したり、ということも多々ありました。
(何故オーストラリア人か英語圏以外のヨーロッパ人なのか私に分かるのかというと、彼らの言語&英語のアクセントからです)

また、座る席が無いバスに乗ってきた赤ちゃん連れの家族にすぐさま席を譲ったのはオーストラリア人家族でした。

オーストラリアの幼稚園〜小学校では、必ず「順番を守る」「順番を待つ」ということを教えられますし、
先に並んでいる人からサービスを受ける、人のためにドアを開けてあげる、女性の荷物を持ってあげるなどはマナーとして社会に浸透しています。
日本の小学校より勉強の進み具合が遅いなどと批判の対象になるオーストラリアの小学校ですが、人間としてのマナーはちゃんと教えてくれるところ、今回の旅行で再認識できたオーストラリアのいいところ!でした。

早川 真由 / Mayu Hayakawa

オーストラリア、パース在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I005)。オーストラリアにワーキングホリデーで渡航したのが、私の初めての留学でした。そこで感じたことは「留学は生活」。留学には、短期の観光とは違う「日々の生活」があります。一人で海外生活をすることは、初めての日本での一人暮らしを数倍タフにした感じ。日本を出発する前は分からなかったけれど、最初の一年で最も学んだことは「ライフスキル」だったかもしれません。でも、このライフスキルは人生においてどんなに役立つことでしょう。留学の醍醐味は、勉強だけでなく、自分の人生を強く、豊かにしてくれるところにもあります。

留学はチャレンジを止めたらおしまいです。学校に通って勉強するだけなら誰にでもできます。でも「勉強プラス何ができるだろう」と考え、積極的に行動することで、人と違う経験ができるチャンスがあるのです。いつもフレッシュなチャレンジ精神を持って、考えて行動する留学生活を送れば、きっとFruitfulな結果が待っていることでしょう。このカウンセラーに質問する