オーストラリアへの郵送物&私書箱サービス


当社で留学生の皆様に無料で提供している、「無料留学サポート」の1つに「私書箱サービス」があります。このサービスは読んで字のごとく、私書箱のようにオフィスの住所を使えるサービスです。

留学期間中には、銀行、移民局を始め、さまざまな公共機関から、郵送物が届きます。特に移民局から届く手紙や、TFN(タックス・ファイル・ナンバー)は見逃すわけにはいきませんよね?

だからといって、ホームステイやシェアなどで、頻繁に住まいが移動する留学生にとっては、固定の住所を決めにくいのが現状。そこで、地味(?)ながら、人気が高いサービスの一つが、この「私書箱サービス」なのです。

この私書箱サービス。先述したオーストラリア国内からの郵送物ほか、海外、つまり日本の実家やお友達からの郵送物を受ける住所としても使えます。「日本から荷物受取る人は少ないのでは?」と思うかもしれませんが、当社のオフィスにお客さんからの荷物が届かない日はありません。ちょっと目を話すとオフィスがお客さんの荷物だらけの時もあります(だから、ちゃんと取りに来てくださいねー)。

そこで、「一体何を送ってもらっているんだ?」ということで、今回、数名の留学生の皆さんにご協力頂き、普段日本からどんなものを送ってもらっているのか教えてもらいました。順不同で行きます。

  • 服(薄着で来たはいいけど、寒い時期は寒い!けど、服を買うお金も無い)
  • 雑誌、マンガ本、小説(気になる最終回とかかな)
  • タバコ(オーストラリアはタバコ代高いですよねー)
  • マスク(留学中に風邪は天敵)
  • 音楽CD(最新の曲をあなたに!)
  • おかし(オーストラリアで日本のお菓子買うと高い!)
  • カップラーメン(これも高い)
  • 石鹸(無添加)
  • ティーパック(オーストラリアで買う方が安いかも)
  • のり(日本の心!!!)
  • お茶(日本の心!!)
  • 梅干(日本の心!)
  • ふりかけ、お茶漬けのモト(にほ・・!!)
  • お蕎麦(年末近くに送られてくる頻度高い!)
  • デジタルカメラ(オーストラリアだと、まだまだ高い)
  • ヘッドホン(お気に入りがあるのかな?)
  • 電子辞書(気合入れて勉強しようと思うと、必需品)
  • 筆記用具(日本で買えるモノのほうが質がいいです)
  • 現金(だめだめ!)
  • ノートパソコン(これも危ない。届いたときには壊れていることも)
  • 充電用乾電池(eneloop便利ですよね。オーストラリアにも型落ちのものは売ってますが)

いやー、いろいろありますねー。ずらずらっと書きましたが、いくつかお知らせ。

まず月に一度は聞かれる「梅干って種入っているから駄目ですよね?」の質問ですが。答えは「市販のものはOK、手作りはNOです」。検疫のページ(http://www.australia.or.jp/aqis/faq.php#01)にも書いてありますから、是非皆さん一度見ておいてください。「ナンセンス!自分の手作りの梅干を、自分が販売すれば市販ですよね、それならOKなんですか?!」なんて、質問してくる方もいますが、当社は梅干専門店ではありませんから、わかりません。どうしたら自分の梅干が市販で売れるようになるかは、ご自身で調べてくださいね。

そして現金をダンボールに詰めて送るの。本当にやめてください。無事届く方がミラクルです。

あと乾電池。これ送っちゃダメですよ。パソコンのバッテリーもです!別にオーストラリアだけでなく、海外への発送は禁止されています。詳しくはこちら(http://www.post.japanpost.jp/cgi-kokusai/p05-00.htm) 実際は、数が少ないと見逃してもらえていますが、逆に没収され足り罰金を徴収されても文句は言えませんし、原則ダメです。

そして最後に、マスク、石鹸、ティーパック、お茶、ふりかけ、お菓子、お蕎麦など・・・うーん、最高です。こういうものの多くは、留学生の親御さんが送ってきてくれるんです。どれも、オーストラリアで買おうと思えば買えます。ただ、「何か送ってあげたい」と思う、この"気持ち"が伝わるのは、嬉しいじゃないですか。自分達は、いままでに多くの留学生のサポートをさせて戴いてますが、留学中に凹んでいるとき、こういう"気持ち”が伝わって、留学を乗り切った生徒さんを沢山見てきました。本当に嬉しいです。

ということで、「送っていい荷物は確認しましょう」&「荷物を受け取った留学生は、感謝して大事に使ってください」&「自分は永谷園のお茶漬けが大好きです」というお話でした。

 

林 真生 / Hayashi Masuyo

オーストラリア、ブリスベン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I008)。日本では販売業、IT関連業に携わり、海外といえば旅行でヨーロッパやアメリカを訪れる程度。そんな中、友人のススメもあり、2002年ワーキングホリデーでゴールドコーストへ。右も左もわからない中、留学代理店(現職)のWEBサイト制作をする機会に恵まれ、1年間夢中で専門知識を身につける。その後、勤務先のサポートを得て2006年に永住権を取得。2年後、新オフィス開設に伴いメルボルンに転勤、約7年間をメルボルンで過ごす。しかし、QLD州の暖かさが忘れられず(?)、 2015年7月にQLD州に戻り、現在ブリスベンオフィスの留学カウンセラーとして、全力で留学生のサポートを行っています。このカウンセラーに質問する