この夏に思ったこと


Shell_beach

ほんの2週間前は毎日真夏日だったのに、最近めっきり秋風がそよぐパースです。
(でも毎日晴天)

さて、この夏、日本の大学や専門学校の英語研修旅行でパースに滞在された学生さんとお話をする機会がありました。

留学する機会やきっかけというのは様々です。
留学の形態もワーキングホリデー、学生ビザ、観光ビザの短期留学など多種多様です。
ワーキングホリデーでも学校に行かない方もいれば、ケンブリッジ英検準備コースなどの資格取得コースに通われる方もいます。

でも、お話させて頂いた多くの方が「学校の研修旅行が無ければ留学に踏み出せなかった」とおっしゃいました。
そんな学生さんたちは、東京や大阪出身者ではなく、地方出身の方で、
英語をもっと勉強したい、留学に興味はあるけれど、
周りに留学をしている人がそんなに多くなかったり、
一人で行かせるのは家族が反対していたり、
自分一人ではその一歩をなかなか踏み出せない、という方たちですね。

学校の研修旅行で海外に来てみると、思っていたより英語の世界が楽しかった、
英語力が徐々に上がっていくのが分かり、もっと勉強したいと思った、
留学が怖くない!と分かったのでまた個人留学として挑戦してみたい、
などと、文字通り、目の前が開ける方がいます。

大学や専門学校を卒業したらまたオーストラリアに留学したい!とおっしゃる学生さんもいらっしゃるので
そういう方のお世話もしています。

そんな学生さんの一人が、昨日来社されました。
「日本の友達が僕がパースにいる間なら安心して行けそうなのでパースに留学したいそうなんですが」

留学の輪が広がるってこういうことですね。
よりたくさんの日本人学生の方がもっと気軽に留学できるよう、これからもお手伝いをしていきたいと思いました。

早川 真由 / Mayu Hayakawa

オーストラリア、パース在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I005)。オーストラリアにワーキングホリデーで渡航したのが、私の初めての留学でした。そこで感じたことは「留学は生活」。留学には、短期の観光とは違う「日々の生活」があります。一人で海外生活をすることは、初めての日本での一人暮らしを数倍タフにした感じ。日本を出発する前は分からなかったけれど、最初の一年で最も学んだことは「ライフスキル」だったかもしれません。でも、このライフスキルは人生においてどんなに役立つことでしょう。留学の醍醐味は、勉強だけでなく、自分の人生を強く、豊かにしてくれるところにもあります。

留学はチャレンジを止めたらおしまいです。学校に通って勉強するだけなら誰にでもできます。でも「勉強プラス何ができるだろう」と考え、積極的に行動することで、人と違う経験ができるチャンスがあるのです。いつもフレッシュなチャレンジ精神を持って、考えて行動する留学生活を送れば、きっとFruitfulな結果が待っていることでしょう。このカウンセラーに質問する