【銀行窓口へ行く】預け入れ編

前回、【ATMの使い方】引き出し編をお伝えしました。次は預け入れ編…といきたいところですが、オーストラリアではATMで預け入れをすることはあまりおすすめしていません。

 

なぜなら…

 

1. 預け入れに対応しているATMが少ない。

日本のATMは引出/預入/振込すべてに対応しています。しかし、オーストラリアのATMには預け入れに対応しているものとそうでないものがあります。街中にある箱型のATMのほとんどは引き出しのみの取り扱いです。預け入れに対応しているSmart ATMのほとんどは支店に併設されており、下記理由3.のため窓口に行ったほうがスムーズです。

<ワンポイント英語>

*Deposit = 預け入れ。預け入れ対応のATMには「Cash Deposit」という表示があります。

2. 正確でない。

旧型のATMで預け入れを行う場合、まず白い封筒が出てきます。それにお札を入れて封をしATMに戻すことになります。つまり、その場で預け入れ金額を確認することができません。自分が入力した金額と中身の照合は翌営業日に行われ、自分が入れた金額と違っていても証明のしようがないのです。私がオーストラリアにやってきた2012年はすべてこのタイプのATMでした。

3. 何度もやり直ししなければならない。

最近ではSmart ATMといってそのままお札を挿入し、その場で金額の確認をできる機種が主流となりつつあります。しかし、それでも日本のATMに比べると読み取りの性能があまりよくありません。お札の窓をきちんと揃えなければならないし、何度もやり直さなければならないことも。私も1,2回試してみましたが、途中で面倒になって結局窓口に行きました ^^;

 

というわけで、今回は【銀行へ行く】預け入れ編です。

 

必要なもの

銀行のキャッシュカード、預ける現金

 

窓口での預け入れ手順

①整理券発行機がある場合(ANZ銀行)

→預け入れをする場合は一番上の「Telling Transactions」を押して整理券を取る。

 整理券発行機がない場合

→カウンターの前に並ぶ。

②自分の順番が来たらキャッシュカードと現金をTeller( = 銀行の窓口係員)に渡し預け入れしたい旨伝える。

③どの口座に預入するのか聞かれるので、答える。

④カードを機械の画面にタッチするように言われるのでタッチする。 (カードを差しこむよう言われた場合は、機械下方の差込口に入れ、暗証番号を押してからEnterを押します。)

<ワンポイント英語>

Deposit = 預け入れ/預入する

Account = 口座(口座の種類や名称は銀行によって異なります。)

Tap / Touch your card on the machine = カードを機械の画面部分に一旦つけて離す。

Insert your card = カードを差し込む。

⑤取引が終わったら必ずレシートを確認しましょう。

 

注意点

Commonwealth BankのEveryday Account Smartのように窓口利用手数料が必要な口座もあります。その場合はATMを利用した方がよいかもしれません。ご利用条件の詳細はご自身でご確認ください。


ちなみに、オーストラリアの銀行は日本の銀行に比べ窓口営業時間が長いので、語学学校の帰りでも十分に間に合うと思います。

大切な時間とお金です。窓口でスムーズかつ確実に預け入れしましょう。

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

会計業務などを担当しています。

日本の大学で経済学部を卒業後、金融関係の会社での勤務を経て、2012年にワーキングホリデーで渡豪。「1年しかないなら、やりたいことは全部やる!」を目標に、大自然の中でのローカルの仕事などを経験。翌年、就職活動で英語力を証明するためのIELTSを学びに語学学校へ入学し、卒業時にIELTS6.5を取得。もっと学びたいと、サザンクロス大学会計学修士課程(Master of Professional Accounting)へ進学。2015年11月に同大学を卒業し、現職。

趣味は旅行、散歩、カフェ巡り。これまでに20カ国を訪問。オーストラリアでもたくさんの都市に出かけました。オーストラリアで出会ったコーヒーも大好きです。